株式市場は方向感が定まらない状態が続いています。
私の予想が当たらないのはいつも通りですが、今年は特に酷いですね。
その中でも大ハズレ状態なのが、ドル円(為替)の動き・・。
せいぜい1ドル130円と思っていましたが、遥かに強烈なドル高・円安となっています。
為替効果で資産が大幅増になっている点は嬉しいのですが、こんなラッキーがいつまでも続くとは考えていません。
投資の中でも為替動向は予想が難しいことで有名。
そしてトレンドについては株式よりも長く続く傾向があります。
つまり『円安が続く』という予想は多いのですが、実際には全く当てになりません。
トレンドが急に変わって、膨らんだ為替差益を全て吐き出す事態も有り得ます。
私は外国資産が多く為替変動の影響を受けやすいので、かなり警戒中!
現在はそれらを売却して『為替ヘッジあり』を買いなおす作業を行っています。
今回は新たに購入している『為替ヘッジあり』の商品について書いていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
日米の金利差は今後も拡大!でも、円安が続くかは分かりません
今年に入ってからドル高・円安に向かう一方通行の展開が続いています。
年初から25%弱の円安ですね(基準:22年9月20日)
この理由としては、日米の金利差拡大です。
緩和を続ける日本と利上げを進める米国という図式が、ストレートに為替に影響しています。
さて、米国の利上げは途中段階で今後も継続していきます。
普通に考えれば、更にドル高・円安がすすむという事になりますね。
ただし、私は現在の為替は行きすぎていると考えています。
金利差の拡大をかなり先読みした状態で動いている印象!
『150円、160円・・180円になる可能性も?』なんて声もあるのですが・・、
金利上昇が織り込み済みならば、ストーリーは大きく変わってきます。
FRBの利上げについては2023年の途中で終了して、しばらくそれを維持する予想。
そして、いずれは利下げへと転じるという流れです。
つまり金利差拡大はいずれ止まり、やがては金利差も縮小へ・・
そうなった場合は、為替が逆回転で大幅円高になることも考えられますね。
外国資産は円ベースだと資産が目減りする事態!
専門家の予想通り円安継続という結果もあり得るのですが、どちらのパターンになるかは誰も分かりません。
どっちになっても資産を維持できる状態にしておきたいですね。
そこで『為替ヘッジあり』の資産を大幅に増やすことにしました。
『7資産バランス・為替ヘッジ型』の投資信託を買付しています
私の資産運用のメインは世界分散投資。
セゾン投信の積立が中心になります。
さらに、今年からは「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」も積立に加えました。
セゾン投信とは違う銘柄にしたのは、証券会社でカード積立をしてポイントを得たかったというのが理由。
一般の証券会社ではセゾン投信の取扱いが無いので、考え方が似ている投信を選択したという事情です。
この積立設定を『為替ヘッジあり』の投信へ変更しました。
選択したのは「野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型」です。
★内外7資産バランス・為替ヘッジ型(配分の基本)
※資産比率は全体に対する配分数値
資産 | 資産比率 | 資産 |
国内株式 | 1/6 | 株式 |
海外株式(為替ヘッジ) | 1/6 | |
国内債券 | 1/9 | 債券 |
先進国債券(為替ヘッジ) | 1/9 | |
新興国債券(為替ヘッジ) | 1/9 | |
J-REIT | 1/6 | 不動産 |
海外REIT(為替ヘッジ) | 1/6 |
株式、債券、不動産の比率が1:1:1で構成されています。
値動きが違う資産を33%に均等配分することで安定感を追及する設計。
為替の恩恵が無いので年初来はマイナスで低迷中すが、私の投資方針と合致しているので問題ありません。
これに伴い、今まで積立してきた「楽天・インデックス・バランス・ファンド」は売却して「内外7資産バランス・為替ヘッジ型」へ再投資しました。
年末に債券の償還があるので、その一部についても「内外7資産バランス・為替ヘッジ型」に振り分ける予定です。
最終的には、円資産とドル資産を半々にしていきたい
私は世界分散投資がメインなので資産とエリアの分散はできています。
積立なので時間分散も実践中!
しかし、為替についてはドルに偏っているのが実情。
現在はこれが追い風になっていますが、今後については分かりません。
円高になれば為替差損で資産が目減りする可能性が高い状況。
そこで円とドルについても、1:1に近づけるように修正していきたいと考えています。
今回の投信変更もその一環ですね。
この事で資産運用の増加ペースが鈍る可能性もあるのですが、それは全く気にしていません。
私にとって重要なのは、資産の安定と精神面の負担緩和!
資産が増える可能性があっても、不安で大きな資金を投資できないならば意味がありません。
大きな資産を長く運用するのが、私の成功パターン。
安心して継続できる方法を優先したいと思います。
円安・円高の行方が分からないならば、どっちに動いても対応できるようにすれば良いという結論ですね。
今回は「円安はさすがに行き過ぎ?『為替ヘッジあり』投信を積極的に購入」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
★マネックス証券でカード積立を実践中
※現在は 野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 へ変更済マネックスカードの積立は買付に対して1.1%還元でとても魅力的。
興味がある人は、ぜひ活用してみてください。
※マネックスカードの申込は、証券口座のマイページから申込する方式。
※カード作成を希望の人は、最初に証券会社の口座開設を行ってください。
