ついに、株主優待の大祭典がやってきます。
3月は株主優待の銘柄数は約800超え!完全な別格月です。
800という数字が優待の中でどれくらい凄いかは、以下の表を確認してもらえば分かると思います。
各月の大まかな優待数(2021年) | |||||||
1月 | 30 | 4月 | 30 | 7月 | 30 | 10月 | 30 |
2月 | 140 | 5月 | 30 | 8月 | 110 | 11月 | 40 |
3月 | 800 | 6月 | 110 | 9月 | 410 | 12月 | 180 |
1年のうち約半分の月は50未満ですから、800以上という数字は別次元です!
ちょっと乱暴に言えば、優待取りは3月だけ参加すればOKですね。
ちなみに、私は3月の目標は10銘柄と設定しました。
これくらいの獲得を目指すと、一時的とはいえ大きな資金が必要・・
基本的に 3月投資は優待優先 にする予定です。
足元の相場は好調ですが、市場動向が不透明ですね。
オリンピックやワクチン接種などもハッキリしません。
こういった時は一時的に上昇しても再び大きな下げがくることがあるので慎重に行動する必要があります。
その点、優待取り(クロス取引)は値動きリスクは無視できるのでガンガン攻められますね。
関連 株価の動きを気にせず、優待だけが貰える裏技《クロス取引》(私が優待取りで行う鉄板手法)
ただし・・
値動きによる損失リスクが無いに等しいので、最近はこの手法を使う人が急増!
その反動で人気銘柄の獲得が難しくなってきています。
私自身も、この手法での優待獲得は以前と比べて半分以下・・
※昨年までは獲得目標を20銘柄にしていました。
もっとも、過去の経験では3月や9月のように銘柄数が多い時は、投資家の狙いも分散するので比較的容易に獲得できる印象です。
最近の獲得減少を3月優待で一気に取り返したいと思います。
シュッシュッ(((ง’ω’)و三 ง’ω’)ڡ≡ ←超~ヤル気です(笑)
人気優待はドルコスト平均法で獲得?不安定相場で注目
私は一部の人気優待に関しては、クロス取引での獲得が厳しいので通常買付で確保するようにしています。
その時に利用しているのがSMBC日興証券の【キンカブ】。
投資信託のように金額で個別株を買付できます。
(例:イオン株を3000円分だけ購入)
さらに、100万円以下は買付手数料が無料。
積立もできるので、買付タイミングを考える必要もありません。
また、オリエンタルランドのように100万円以上の資金が必要な銘柄も、積立方式で買い進める時も利用価値が高いです。
優待銘柄を長期保有をする株式の買付に相性が良いので、こちらも選択肢の一つとしてオススメです。
関連 株主優待の新常識! 買付タイミングを悩まない『キンカブ』に注目せよ 公式 SMBC日興証券の公式ページはコチラkaoruが注目する3月の株主優待は?
毎月、注目の銘柄を書いていますが・・800以上もあると選出が不可能。
各社とも、優待を競い合うような状態で目移りするばかりです。
クオカードのような金券から優待券、地方特産品・・とにかく凄い数があります。
人気が高い銘柄を一部だけですが、リストアップしておきます。
●オリエンタルランド(コード4661)
ディズニーランドでお馴染みですから、説明は不要ですね。
3月は「1デーパスポート」が100株保有で貰えます。
9月も優待があるのですが400株以上からが対象なのでハードルが高い!
優待狙いなら3月ですね。
3月優待の発送は6月上旬(1年間有効)なので、新型コロナウイルスも下火になってきている可能性がありそうです。
ただし、株単価が高いので約170万円の資金が必要・・
アフターコロナが意識されて株価も上昇してきています。
私は食事券や特産品が好きなので、こちらは残念ながらスルーですね。
●トリドールホールディングス(コード3397)
セルフうどん店「丸亀製麺」を展開する会社です。
こちらは100株で3000円相分の食事割引券が貰えます。
※優待は3月・9月の年2回で合計6000円相当
21年3月期は赤字転落の見込みですが、22年は黒字転換の見通しです。
外食系は業績に不安があるのですが、こちらの銘柄は先行きが明るそうです。
株価は100株で16万円程度ですね。
●サンヨーホームズ(コード1420)
戸建住宅やマンション、賃貸福祉住宅の設計・販売を手がける会社です。
こちらは100株で1000円分のQUOカードが貰えます。
※500株ならば3000円分
21年3月期の経常利益率は約80%の増益を見込んでおり、業種平均を大きく上回っています。
株価は100株で8万円~10万円程度ですね。
優待数が多いので、早めに調べておこう!
3月に関してはとにかく優待が多いので、探すだけでも時間がかかります。
早めに銘柄だけは、絞っておくと良いでしょう。
銘柄の選定に関しては言うと、SBI証券の優待検索が見やすいのでオススメ。
関連:株主優待のおすすめ証券会社は?比較ランキングで徹底解説
上記以外で個人的に気になった銘柄は、以下にまとめています。興味がある人は覗いてみてください。
優待クロス取引の比較 現在のNO.1証券は?
優待は非常に魅力的ですが、株価変動でそれ以上の損失を出しては意味がありません。この値動きリスクを避けて株主優待を取れることで人気なのが『優待クロス取引』です。
優待クロス取引は、株価の値動きを気にせずに優待だけが貰える裏ワザです。
クロス取引の方法については別ページで詳しく説明していますので、興味がある人は覗いてみてください。
さて、優待のクロス取引については、一般信用売りの取扱い数が多い証券会社ほど有利になります。
2021年3月2日時点で人気のネット6証券の取扱い数は以下の通りです。
SMBC日興証券 | auカブコム証券 | 楽天証券 |
約2100銘柄 | 約2100銘柄 | 約1400銘柄 |
マネックス証券 | 松井証券 | SBI証券 |
集計中 | 約950銘柄 | 約350銘柄 |
auカブコム証券のSMBC日興証券の強いですね。
私自身も優待取りに関してはSMBC日興証券とauカブコム証券の2社を中心に実施していく予定。(この2社は優待の必須証券)
公式 SMBC日興証券
公式 auカブコム証券
大手証券の日興と三菱系のカブコムは、株調達の優位性で他証券より一歩先を行っている印象。
余談ですが、私は 日興証券の『キンカブ』がお気に入り です。
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