近年は投資情報の入手が容易になりました。
数年前であればプロ・専門家しか知らなかったような情報が、WEB等を通して簡単に集めることができます。
ただし、この弊害もあります。
投機筋を中心に、予想とは反対の取引でマーケットを出し抜こうとする動きが増えてきたこと。
それに加えて、足元では金融政策や地政学リスクといった変動要素が多数あります。
株式の行方を予想するのは難しい状況です。
大枠としては年末に向けて株価上昇を予想していますが、実際にはその時になってみないと分からないですね。
もしも、想定外の米国利上げなどがあれば大混乱は必至です。
順当に利下げが発表された場合でも、経済減速の不安が広がれば株価が大きく下落する可能性もあります。
今回は、足元の不透明相場に対しての投資戦略について考えています。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
過去のデータが参考にならない!注意すべきは株価の暴落です。
相場は予想通りにいかないことが多いのですが、その傾向は年々高まってきているように感じます。
足元の米国株の水準やドル円相場の状況を見ても、過去データから考えると明らかに行きすぎです。
ただし、理論値から大きくズレているからといって「相場が間違っている」ということではありません。
理論値と大きく乖離しても、正しいのは相場です。
「理論だと上がるはず」「過去データでは下がるはず」と言っても、株価が違う値を示していればその事実を認めなくてはいけません。
利益獲得を目指す人(投機筋)が中心となり、長期的なストーリーが崩れる可能性はゼロではありません。
こういった、想定外も含めて相場ということ。
一方で理論と株価が為替が大きくズレている時に注意したいのが、予期せぬ大変動・・。
現在のように強すぎる米国株みたいなケースでは、暴落・急落といったマイナス方向に動くことがあります。
投資が厄介なのは、昨日まで「値動きゲーム」だったのもが、一夜にして「ファンダメンタルズ(理論)」が主役になったりすることです。
予想外の相場には分散で対応!株式だけではリスク回避が難しい
株価が過去データや理論値よりも割安ならば、株式集中でOKだと思います。
しかし、現在の米国株は反対(割高水準)ですね。
さらに為替についても、ドル高が行き過ぎ!
ファンダメンタルズが相場の主役になった場合、株価下落&円高ドル安 で海外資産が大きく毀損することが予想されます。
株式の地域分散だけでは、リスク低減にならない・・
相場変動に対して速やかに対応ができる人はいいのですが・・
ほとんどの人は難しいですね。
ちなみに、私は100%無理です。
(ヾノ・∀・`)ムリムリ
多少リターンが低くなっても、債券・不動産(REIT)・ゴールド(金)など、値動きの違う幅広い資産に分散したほうが安心だと思います。
私の保有資産ではJ-REITがもっとも成績が悪いのですが、株価が下がってきたら逆に上昇してきました。
ゴールド(金)も少し前まで低迷していましたが、現在は資産上昇の牽引役!
こういった脇役資産の活躍により、足元では資産が急増中です。
尚、保有資産の値動きは違いますが、将来に向かって成長期待がある点は共通です。
\_(・ω・`)ココ重要!
投資はリターンに目が行きがちですが、長く運用をしていく上ではリスク管理が重要。
株式100%で運用して、イザ必要となった時に暴落することだってあり得ます。
ちなみに、リーマンショックの時はゴールド(金)が上昇しました。
株式等の逃避先として資金流入が続いたのが理由です。
長期で安定運用を目指すならば、やはり分散投資だと思います。
尚、私の経験で言うと、資産が調子が良い時は守りを固めるチャンス!
資産が目減り(株価が下落)してからだと、頭では分かっていても行動できないことが多い。
順調な間に、資産分散を少しづつ進めていくのがオススメです。
今回は「今後の相場は株式だけでは苦しい?やっぱり分散投資がいいと思う」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
【+α】投資の情報収集ってどうするの?
投資の情報について『調べる方法が分からない・・』という相談が多いです。
私は週に1回、「グローバルウィークリー」という情報を確認するのを習慣にしています。
これは、岡三証券で発行している情報誌ですが、岡三オンライン(岡三証券)の口座を持っているとWEBで無料で読む事できます。
「グローバル」「日本株式」「米国株」「債券」「為替」など各項目について、 直近の状況と今後の見通しがコンパクトにまとめられていてます 。
ユックリ読んでも20分程度!
私は週の頭にこれを読んでスタートします。
私の活用方法をまとめていますので、興味がある人は確認してみてください。
業界では“情報の岡三”と呼ばれるほどシッカリした会社。
(J-REIT各社の決算報告レポートもあります)
尚、IPO申込が口座0円でも可能という点も注目です。
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