今年は運用が大きく増えていますが、あまり実感がありません。
その理由は、ラッキーな部分が多い点・・。
例えば、ドル建て債券が軒並み30%~40%のプラスで満期になりました。
円安時に償還されたので、為替で資産が増えた状況ですね。
為替動向は読めていませんから、単純に運が良かったと言えます。
資産運用については一部の銘柄(J-REIT)で損切りも発生しています。
トータル資産は増えていますが、全てが好調なわけではありません。
来年以降は日米の金利差縮小でドル安円高が予想されています。
今年のようなラッキー(為替プラス)は難しそうです。
米国株についても投資家心理で動いているので、いつ風向きが変わるか分かりません。
そんな中、私が期待しているのが日本株です。
日米株とも上昇していますが、日本株には独自のポジティブ材料が多いので今後も底堅く推移すると予想しています。
今回は私が日本株に期待をよせる理由について書いていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
日本企業は好調を継続している!今後にも期待する理由
日本は人口減少に加えて高齢化率も上昇・・。
国内株に対してもネガティブに見ている人も多いと思います。
以前の私は、そのことを理由に米国株投資を始めました。
この行動が資産を大きく増やす原動力となったのですが、現状を確認すると間違っていた点もあります。
それが、日本企業に対する見方です。
TOPIX(日本市場全体:2000銘柄以上)に採用されている企業の営業利益を見ると、直近の7-9月期は前年比25%弱の増加。
これで、12四半期連続でプラスという状況です。
今年の日本株上昇は、実績に裏打ちされたものということ。
来季の予想もいいですね!
また、個人的にプラス材料としているのは、物価に対する人々の見方です。
以前よりも、値上げに対する抵抗感が小さくなったように感じます。
文句は出るのですが、購入をやめるわけではありません。
(以前は、少しの値上げで売れなくなりました)
企業のとっては、消費者の行動が変わってきたことは追い風と言えます。
もちろん「これでは生活できない」「買いものを控えている」といった意見もあります。
値上げが続けば消費マインドが低下していくことは懸念材料。
ただし、家計全体を見れば、23年6月末時点の家計金融資産は2115兆円で過去最高を大幅に更新しているのが実態。
「値段が上がったなぁ~」と言いながらも、生活の質は下げない人が多いと想像しています。
企業の値上げに関しての余談となりますが・・
日本株はデフレの影響を長く被ってきました。
その結果、日本企業の純利益率(平均)は米国の半分以下です。
現状の値上げについて『便乗値上では?』という意見も耳にしますが、今までが安すぎたというのが実態。
利益率の改善が進めば、日本株は割高感の無いので外国人投資家からは魅力的に映ると思います。
もちろん、働く人の給与アップの期待も高まります。
株式投資という視点で考えれば、現在の値上げラッシュはプラス要素と言えます。
米国株に負けない!日本株だけの魅力がある
今後の日本株に対するプラス材料として、最初に思いつくのが新NISAです。
米国株は成長株が強いのですが、日本株はバリュー株が市場を引っ張ってます。
バリュー株には高配当株が多い点はプラス材料ですね。
NISAでは配当に注目する人も多いので、日本株には追い風になると思います。
(米国株・世界株は市場が大きすぎて、NISAの影響は限定的)
さらに、日本経済については外国人旅行客の増加による消費の押し上げ期待もあります。
現在は中国からの訪日客数がコロナ前と比べて大幅減なのですが、それにも関わらず訪日外国人旅行消費額は直近7-9月期に過去最高となりました。
円安効果もあり外国人から見ると格安という状態。
日本のインフレ率は欧米と比べたら低いので、海外旅行客にとっては有力な選択肢になると思います。
現在は中国を除けば訪日客数はグングン伸びている状況。
将来的には中国からの観光も増えると考えられるので、「インバウンド消費」に対する追い風は長く続くと想像しています。
これ以外にも好調な決算をうけて、足元ではTOPIX(日本市場全体)の今期・来期の予想EPSは上方修正さてました。
さらに、東証のガバナンス改革など海外投資家が注目する材料もあります。
今年は日米株とも上昇していますが、米国株は金融政策の行方に対する投資家心理で動いている雰囲気。
一方で日本は実体の企業見通し(割安感)と固有材料(新NISA・カバナンス改革など)への期待ですね。
グローバル投資の流れと逆行する記事になりますが、今後の投資で日本株の比率を高めるのは面白い戦略だと考えています。
個人的には、1年後の日経平均株価については10~15%上昇を期待しています。
今回は「日本株への強気姿勢は継続!24年に飛躍を期待している資産です」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
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