「情けは人の為ならず」という言葉ですが、日本人の半分くらいは意味を間違って解釈していると言われています。
雰囲気から考えると【情けをかけるとその人のためにならない】といった感じですが、これは不正解。
正解は【人にした親切が自分に戻ってくる】です。
個人的にそれを実感することがあったので、今回はそのことについて書いていきます。
お金を使うのが下手な私ですが、過去に1度だけハチャメチャに使ったことがあります。
それが、コロナ禍で自粛が蔓延していた2022年です。
この時は投資成績が良かったこともあり、「日本経済を回すのに貢献しよう」という意味不明な使命に燃えていました(笑)
ワーケーションを毎月実施した結果、それだけで1000万円を軽々とオーバー!
これは普段の生活費は除いての金額なので、その年の総支出は1500万円を大きく超える金額になってしまいました。
( ゚∀゚)・;’.、グハッ!!
計画性が無い、ただの無駄遣いですね。
さすがに、無駄遣いに1000万円超えとなるとダメージが大きい・・。
正直に言えば、後悔の気持ちもありました。
しかし、月日が経つにしたがい、この無駄遣いが素晴らしい体験だったことが分かってきました。
「情けは人の為ならず」を実感!
今回はコロナ禍に実施した盛大な出費について書いていきます。
コロナ禍で使った1千万円!今実行すれば3000万円が必要?
コロナで自粛活動となっていた時期は、旅行することも許されない雰囲気でした。
私は仕事場を移動する事が目的でワーケションを実施!
事実上は事務所を移転するのと同じなので拾い場所が必要です。
必然的にスイートルームや戸建てを借りることになりました。
年間で1千万以上の出費になった最大要因は、この宿泊代ですね・・・。
一泊で10万円以上のケースもあり、1週間も宿泊すると凄い出費になります。
あまりの金額に、「普通の旅行なら10分の1で済んだのに・・」という気持ちになったのが正直なところです。
しかし、当時は旅行業界は本当に厳しかったので、これでも驚異的な特別プライスで提供してくれていたのが真実。
実際にコロナ禍で一泊10万円だった部屋は、今だと30万円以上となっていました。
借り上げた1軒屋については、一般人の私には宿泊予約も不可となっているところもあります。
つまり、1千万円という出費は大金だったのですが、今となってみれば3千万円くらいの豪遊をしていたということになります。
これは考えようによっては、凄いお得ですね。
同じ水準の部屋に泊まることは今後は無いと思うので、一生でもっとも贅沢な体験と言えるかもしれません。
ただし、これだけの理由では最高の思い出とはなりません。
実はこれ以上に凄い経験をこの時にしています。
閑散観光地!こんな京都は二度と見られないのでは?
ホテルなどの宿泊施設がガラガラということは、観光地も閑古鳥状態ということです。
私は仕事がメインでしたが、合間の休憩で観光も少しだけしています。
その時の光景を写真で紹介します。
まず、京都市東山区の祇園にある八坂神社(昼)です。
今は激コミですが、日中でも誰もいませんでした。
祇園なのに人が歩いてません。
シ───(。-ω-。)───ン
そして、観光では外せない世界遺産 平等院鳳凰堂 (昼)です。
あまりに人がいないので、休みかと思いました。
世界遺産なんですけど、(゚〇゚;)マ、マジ…
さらに、約3万㎡の広大な庭園が有名な平安神宮(昼)。
あの広大な敷地が、ほぼ貸し切り状態・・。
信じられない光景です。
スゴイ‧˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥
そして、絶景と言われる瑠璃光院!
書院2階の部屋から見える窓の景色が、机に反射する神秘的な光景が大人気です。
これは、涙が出るほど感動しました。
(ノд・。) グスン
しかも、数時間待ちも当たり前と言われている場所なのに・・
まさかの独占状態です。
感謝!(*-ω人)
金沢・北海道・博多などいろんな地区に行きましたが、どこも信じられないほど空いていました。
ちなみに、金沢で見た紅葉はこの世のものとは思えないほど美しかったです。
ボーっと20分くらい見てましたが、この景色も独占です。
(*゚‐゚)ぼぉー・・
今となっては、コロナ禍で経験したことは、本当に貴重だったと思っています。
高級ホテルなどは、今後も無理すれば泊ることは可能です。
でも、昼の時間帯に観光地を独占するなんてことは本当に貴重な経験。
これを再現するのは、私財を全て投じても難しいと思います。
私の無駄遣いも、たまにはいいことがありますね。
これからは、幸せな時間を増やしていきたい。
お金を増やすことに集中しすぎて、使うことを躊躇していた期間が長くありました。
資産運用には満足していますが、『ちょっと勿体なかったなぁ~』と思うこともあります。
投資にタイミグがあるように、楽しい時間にもタイミングがあると考えるようになったからです。
振り返ると、お金を増やすことばかり考えて最高のチャンスを何度も失ってきたような気がします。
ここから巻き返しですね ٩(ˊᗜˋ*)وィェーィ♬*゜
投資で成功してお金を増えると嬉しいのですが、一瞬の高揚感だけで長続きしません。
やはり、過去の楽しかったことを考えると、出会いや経験・思い出がその大半を占めています。
もともと幸せになりたくて資産運用を頑張ってきました。
投資や資産運用は幸せの為の手段であって目的ではありません。
私は今まで、人生を楽しむ機会があっても〝不要な出費〟と決めつけて避けてきたことが多かった気がします。
行動を起こしていると幸せに遭遇する機会が増えるのも分かってきました。
これからは幸せを更に膨らませる為に、適度に無駄遣いをしていこうと思っています。