J-REITは、私達(投資家)が預けたお金をもとにプロが不動産に投資して、その物件から得られる賃料や売買益を投資家に配当する金融商品です。
現物の不動産投資のような多額の資金は不要(少額投資)、さらに物件管理も丸投げできるのが特徴。
J-REITは利益のほとんどを投資家に配当金として分配します。
配当金(分配金)の元となるお金は、賃料収入が中心(一部売買益)。
安定的な分配金を期待する人にはメリットが大きい商品です。
尚、私は資産全体の約3割をJ-REITとしています。
今回は私が保有する中で金額が大きいJ-REIT銘柄の状況について紹介していきます。
結論を言うと「J-REITに対しては強気!でも、私の保有株は低空飛行・・」
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
J-REITは悪材料出尽くし!でも、私の保有銘柄は上値が重い
ここ数年を見るとJ-REITは下落の一途でしたが、3月の日銀によるマイナス金利解除で反発!
悪材料が出尽くしたように見えます。
足元はややモタツイテいますが、住宅や物流施設では賃料上昇が相次いでおり分配金も増額傾向。
ファンダメンタルズは良好です。
※J-REIT直近3ヶ月のチャート
※マネックス証券のチャート分析を活用
少し前のようなズルズル下がる展開はなくなり、株価が下落すると買いが入るようになってきました。
下値が堅くなってきたように見えます。
でも、日銀の追加利上げがあれば再び乱高下するかも?
早ければ、年後半に実施される可能性あり。
「追加利上げで、また長期低迷するのでは・・?」
こんな声を一部で聞きますが、私は心配していません。
追加利上げは既に想定されている事なので、現在の株価に織り込まれていると考えるのが妥当。
短期的に下落しても、すぐに元の水準へ戻ると予想しています。
私はJ-REITはETFを含めると約15銘柄を保有しています。
ちなみに、以前はインフラファンドも保有していましたが、こちらは売却してJ-REITに移行済み(合計 約300万円)。
この変更については、良い結果となっているのですが・・・
実は金額が小さいので資産全体への影響は無いに等しいです。
重要なのは私が本気で買付しているREIT。
保有額が500万円~900万のリートが4銘柄あるので、そちらの状況を見てみましょう。
(ここがダメだと、他の保有REITが良くても意味なし)。
株価:24年4月26日終値
銘柄 | 口数 | 購入単価 | 現在株価 | 時価合計 | 損益 |
8984:大和ハウスリート | 35 | 249,618円 | 261,700円 | 9,159,500円 | 431,522円 |
3466:ラサールロジポート | 50 | 149,222円 | 157,600円 | 7,880,000円 | 418,900円 |
1660:※MXS高利Jリート | 500 | 9,947円 | 10,320円 | 5,160,000円 | 186,500円 |
3292:イオンリート | 35 | 135,905円 | 137,400円 | 4,809,000円 | 52,325円 |
※1660はETF(MAXIS高利回りJリート上場投信)
私が保有するREITの4トップは、完全に伸び悩んでいます。
利益額は大きく見えますが、リターン率にすると5%未満。
(分配金はリターンから除外しています)
保有資産の、ワースト銘柄が集結 している状況。
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ドテッ
値動きを考慮すると、実質利益ゼロと言ってよいですね。
その中でも、気になるのがイオンリートです。
こちらは、昨年末から新規で買付した銘柄。
「14万円以下は安すぎる!」と思ったのですが、成長性が乏しく株価は伸び悩んでいます。
今回は珍しくプラスとなっていますが・・、
買付してから含み損の記憶がほとんどです。
(´;ω;`)ウッ…
SNSを見るとJ-REITを保有している投資家は、好調の発信が多い・・
それと比べると、私は完全に出遅れ組。
いつものパターンですね(笑)
私に投資センスが無いことだけはハッキリしています。
今後も秀でた成績は残せないでしょうね。
ムリ!d(`・д´・ )キッパリ
ただし、これらの銘柄を継続保有する方針は変わりません。
その理由は、 私の目的は配当 だからです。
この点については、次の項目で説明します。
保有していれば配当は貰える!20年で2千万円以上です。
私の保有するREITの主要4銘柄は、見事に低迷しています。
これからも株価の行方は不透明・・。
来月には含み損を抱えている可能性もあります。
しかし、売却して撤退する選択肢はありません。
J-REITには配当を期待しています。
継続保有こそ最強の投資法です。
ここからは、J-REITの魅力である配当についてフォーカスしていきます。
先ほど紹介した4銘柄について、1口あたりの配当(24年予想)、保有口数の合計配当、5年間・10年間で得られる総配当をまとめました。
★24年配当(実績と予想)を基準にして今後の総配当額を試算
銘柄 | 口数 | 1口-配当 | 合計/1年 | 合計/5年 | 合計/10年 |
8984:大和ハウスリート | 35 | 11,400円 | 399,000円 | 1,995,000円 | 3,990,000円 |
3466:ラサールロジポート | 50 | 7,331円 | 366,550円 | 1,829,000円 | 3,665,500円 |
1660:※MXS高利Jリート | 500 | 412円 | 206,000円 | 1,030,000円 | 2,060,000円 |
3292:イオンリート | 35 | 6,800円 | 238,000円 | 1,190,000円 | 2,380,000円 |
4銘柄の合計 | 1,209,550円 | 6,047,750円 | 12,095,500円 |
※1660はETF(MAXIS高利回りJリート上場投信)
24年の実績・予想配当をもとに試算すると、4銘柄の年間配当は合計で約120万円です。
現在の含み益よりも、配当金の方が大きいですね。
仮にこの水準が続くとすれば、5年で600万円、10年で1200万円以上の配当が貰えます。
20年なら2400万円を超える・・ (; ・`д・´)…ゴクリ途中売却はこの分配金を放棄することになるので、そんな勿体ない事はしません。
J-REITでも減配リスクはありますが、賃貸契約という縛りがあるので配当が大幅に減る可能性は低い(利益安定)と考えています。
足元はむしろ増配傾向ですね。
さらに、REIT銘柄は数十~100棟以上の不動産を保有しているので、リスクも分散されています。
中長期投資に相性が良い資産だ思います。
私の保有するREITの価格は元気がありませんが、分配金は安定しているので心配していません。
買付から停滞が続くイオンリートも、この部分は鉄壁。
ちなみに、保有する全てのREITの4月-5月(2ヶ月)の分配金は80万円弱です。
⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺‧•͙‧⁺. ありがとぅ*.+゚
日常生活を賄えるだけの配当が得られるようになったので、お金の不安は無くなりました。
私の性格だと、単純に資産が増えるだけでは不安の解消は難しかったと思います。
インカムに着目した投資は保有するだけでいいのですから、投資センスが無い私にはピッタリ。
元気のないREITの主要銘柄も、20年保有で2400万円以上の配当が期待でるのですからシッカリ握っておこうと思います。
ィョッシャ━━Σ( p`’д’))q━━━
銘柄選びは配当の継続性を重視!口数が増えれば配当金も増える
過去のデータを見ると、株式投資ならば年10%以上のリターンも可能。
それでも私がJ-REITを重視するのは、配当(貰えるお金)の確実性です。
やはり、将来に対して見通しがたっているお金は魅力的!
過去・現在のリターンが良くても、それが今後も続く保証はありません。
J-REITは賃料収入がメインで、配当が安定しているのが魅力。
例えば、イオンリートは20年の長期契約と固定賃料が中心。
J-REITは利益が安定感が高く、その利益の大半は投資家に分配される仕組み。
単純に考えれば、買付を増やせばそれだけ分配金が増えるということ。
コツコツと増やしていけば、老後は年金に頼らない生活も夢ではありません。
やはり、定期的に収入が期待できるというのは配当銘柄の強みですね。
ただし、REIT選びでは配当の継続性や今後の見通しもシッカリ確認!
利回りだけで探すのはキケンです、
\_(・ω・`)ココ重要!
J-REITの情報収集につていは、以下の記事で紹介していますので興味がある人は覗いてみてください。
J-REITは安定的な配当が得られるのが魅力。
10年保有した場合の予想配当金(総額)を書き出してみると長期保有するメリットを実感できると思います。
尚、私はREITのETF(1660)も保有していますが、ETF・投信だと分配金はけっこう少なくなります。
ちょっと、この点は後悔しており、個別REITへの入れ替えを検討中!
配当重視の人は、REITなら個別銘柄の方がオススメです。
今回の記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
私がSMBC日興証券をメインにしている理由
現在、個人投資家の証券口座は 楽天証券 と SBI証券 に集中しています。
私もこられの証券口座を保有していますが、現在のメインは SMBC日興証券 です。
SMBC日興証券をメインにする理由は?
②個別株(ETF・J-REIT含む)でドルコスト平均法が可能
③投信積立の買付手数料が無料!米国株の取扱いあり
④大手証券なので魅力的な新発債の販売が期待できる
詳しい内容は コチラの記事 で紹介しています。
(ネット証券を圧倒する5つの魅力)
私は配当を貰いながら分散投資が可能なETF(高配当)を重視。
SMBC日興証券は、ETFの金額買付(キンカブ)やETF積立(キンカブ定期定額売買)が可能な貴重な存在。
【分散・長期・積立】に【配当(分配金)】を加えたい人は、SMBC日興証券は有力な選択肢だと思います。
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