ふるさと納税は、実質2000円の負担だけで寄付ができて、地方の特産品などが貰えてしまうお得な制度です。
返礼品は種類がどんどん増えており、肉・魚・米といった地域の美味しい食品や工芸品は勿論ですが、現在は電化製品や外食や旅行といったものまであります。
一方で返礼品ばかりが話題になってしまい、本来の社会貢献として目的意識がチョット薄らいできてしまっているのも事実。
そんな中にあって、神奈川県藤沢市の返礼品が『美味しい上に、社会貢献度が高い』という点で注目されています。
この記事の目次
“さとふる”パン部門1位の天然酵母パンには秘密がある?
2017年、2018年、2019年、ふるさと納税サイトの“さとふる”において、パン部門で上位が指定席となっている返礼品があります。
それが、神奈川県藤沢市の天然酵母パン。
藤沢市というと湘南や江の島のイメージが強く、“生シラス丼”の美味しいお店が多い事でも有名ですね。
しかし、ふるさと納税で人気が高いのは“天然酵母パン”。
国産小麦や可能な限り無添加に拘った自然派パンがタップリ届きます。
返礼品【天然酵母ミニパン詰め合わせ】冷凍で合計32個
チーズ (2個) ・ごまチーズ (2個)・レーズン (2個)・ブルーベリー (2個)・くるみレーズン (2個)・クリームチーズレーズン黒糖 (2個)・オレンジペコ (2個)・チョコロール (2個)・シナモンロール (2個)・あんぱん (2個)・クリームパン(2個)・こしあんぱん (2個)・抹茶あんぱん (2個)・ミックス豆 (2個)・大納言 (2個)・ココナツクリームパン (2個)
しかし、このパンには更に秘密があります。
ふるさと納税の考え方ともマッチするので、その点を以下で説明します。
パンを作っているのは、就労支援事業所の仲間たち
神奈川県藤沢市の天然酵母パンを提供しているのは、“パン遊房 亀吉”です。
「パン遊房 亀吉」は就労支援事業所(就労継続支援/B型)でもあり、このパンはその仲間たちによって作られています。
出来る事や得意な分野を見つけて、職員と一体となって臨機応変に作業を行い収入に繋げていきます。
こういった背景を知ると、返礼品がいつも以上に楽しみになってきますね。
(私は数日前に藤沢市に寄付を実施。返礼品のパンを待っている状態。)
追記:パンが届きました!
⇒ 『ふるさと納税』返礼品人気ランキング第1位は障碍者が作る天然酵母パン!藤沢市の「パン遊房 亀吉」
ふるさと納税の本質は忘れないようにしたい
ふるさと納税は返礼品がクローズアップされがちで、地域を応援する社会貢献の意味が薄くなっている印象があります。
ふるさと納税では寄付する時に、その使い道を選択できるようになっています。
しかし実際には、どのように使われているのか、ちょっと分かりずらい・・
その結果、私のように返礼品だけが目的になってしまっている人もいるかもしれません?
藤沢市の天然酵母パンは、返礼品に就労支援事業所の商品を扱うことで間接的なバックアップをしている点では、面白いと思います。
こういった事がもっと表に出てくると、ふるさと納税の選択肢も変わってきそうですね!
“さとふる”のお宝返礼品に注目
今回は「“ふるさと納税“この返礼品が凄い!パン部門1位の 藤沢市に注目せよ」について書きました。
地域への直接的な寄付と同時に就労支援事業所の応援ができるので、興味がある人は利用してみてください。
また、これ以外にも全国の自治体には就労支援事業所の商品を返礼品に組込んでいるケースがありますので、そういった視点で探してみるのも良いと思います。
ちなみに、今回の記事で紹介した神奈川県藤沢市の天然酵母パンは、ふるさと納税サイトでは“さとふる”でしか扱っていません(2019年7月)
TVのCMでもお馴染みの“さとふる”は、他では扱ってないものが多いので、時々凄い掘り出し物があるので注目。
今までは、“さとふる”は利用していなかったのですが、最近は一気に主役になってきた印象です。面白い返礼品があったら、また紹介したいと思います。
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