現在、投資に関する情報はネット等で簡単に集めることができます。
一方で、情報が多すぎて何が正しいのかハッキリしません。
「株式は上昇期待」「下落の危険あり」の情報が同時に発信されているケースなどは、当たり前の状況。
ついつい自分に都合が良い情報を選択することが多いので注意。
情報収集が簡単になっても、都合が良いストーリーばかりを追っていては意味がありません。
・・とは言え、何が正しいかなんて分かりませんね。
そこで参考になるのがアナリストの情報!
ランキングで上位に入っている人のレポートは参考になることが多いです。
さて、日経ヴェリタスで「24年(第36回)人気アナリスト調査」が発表されました。
この調査は投資顧問や投資信託といった運用のプロが投票することで決定。
プロから評価を得ているアナリストなので注目ですね。
私は自分の考えに自信を持てない時などは、こういったアナリストの意見を参考にすることも多いです。
今回はアナリストランキングで1位が多い証券会社を発表!
また、情報が少ないJ-REITについて、個人的に注目しているアナリストを紹介します。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
人気アナリストは大手証券に集中!ネット証券はSBI証券が奮闘
今回の記事は 日経ヴェリタス 2024年3月3日号 の情報を元にしています。
紙面では6ページにわたって特集が組まれており、業種別など32部門でランキングが紹介!
毎年、この時だけは日経ヴェリタスを買ってます。
尚、発売日は過ぎましたがアマゾン等で購入可能。
手元に置いておくと便利ですよ。
NEW日経ヴェリタス 2024年3月3日号
ここでは詳しい紹介はしませんが、最初に結論をいうと各部門の上位は大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、野村證券など大手証券ばかりです。
ネット証券は総合ランキングでSBI証券が8位に入っていますが、総得点数は上位の大手証券と比べると5分の1程度でかなり差があります。
1位は32部門で12人のアナリストが1位になった大和証券。
2位は10人が1位になったSMBC日興証券です。
3位がみずほ証券、4位に野村証券と続きます。
ネット証券では奮闘したのはSBI証券ですが、それでも部門ランク1位は0件。
残念ながら部門3位までにも名前が見当たりませんでした。
オリジナルの有益な情報については、大手証券とネット証券では大きな差があるのが実情です。
尚、企業アナリストの総合ランキング1位に選ばれたのは、SMBC日興証券の村本正雄氏。
2位に得点でWスコアをつける圧勝となっています。
公式SMBC日興証券J-REITは9年連続で鳥居氏、情報量が少ない部門なので注目
私は総資産のうち3割がJ-REIT(不動産投資信託)です。
足元は急反発していますが、まだまだ安値圏ですので注目ですね。
ただし、J-REITは株式と比べて市場規模が小さく情報が少ないのが難点。
各証券会社とも株式アナリストは充実しているのですが、J-REITは専門アナリストがいないケースも多いです。
そんな中、注目はREITアナリストランキングで1位に選ばれたのは SMBC日興証券の鳥居裕史氏。
9年連続で1位という快挙を成し遂げました。
J-REITの情報は市場全体については、ネット検索をすればある程度は収集可能。
ただし、個別のREIT銘柄については少ないですね。
この部分は、やはりアナリストの発信が貴重です。
例えば、22年9月時点 日本プライムリアルティ投資法人(8955)を担当するアナリストの一覧は以下になります。
出典:日本プライムリアルティ投資法人HP
J-REITの分析・評論を行っているのは、大手証券に属するアナリスが中心です。
その中でもSMBC日興証券の鳥居氏は、J-REITの人気銘柄を数多くカバーしており注目度が高い!
尚、この銘柄(8955)についは、私は日興証券の株式調査部・鳥居裕史氏のレポートを参考にして投資を決断しました。
J-REIT個別銘柄の情報は少ないので、レポート活用のパターンが多いですね。
アナリストの分析レポートが必ずしも正解ではありませんが、情報が深く重要ポイントがまとまっているのが魅力。
銘柄選択を行う上では貴重な資料となります。
尚、アナリストの発信はネット等で見つけられますが、ほとんどは証券口座を開設している人のみが対象。
※第三者への提供禁止の為、このブログで内容紹介はできません。
私がメインにしているSMBC日興証券はネット口座にも力を入れており、人気アナリストレポートや四季報の銘柄情報などが充実しているのが魅力。
この点については、ネット証券を大きくリードしていると思います。
個別リート・REIT業界の情報を知りたい人は、口座開設をしておくと良いでしょう。
公式SMBC日興証券
ちなみに、住宅・不動産の業種別アナリストではSMBC日興証券の田辺氏が5年連続1位。
SMBC日興証券は不動産分野に強いアナリストが揃っているので、不動産・REIT投資では有益な情報が期待できます。
残念ながらネット証券のREIT情報だと、ちょっと物足りないですね。
分配金・利回りやNVA倍率といった数字的な部分しか見当たりません。
各銘柄の取組みや今後の見通し(目標株価を含む)、現状の問題点といった深い部分を知りたい人はアナリスト情報を活用したほうがいいと思います。
今回は「人気アナリストは大手証券が独占!リート部門は9年連続で鳥居氏」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
私がSMBC日興証券をメインにしている理由
現在、個人投資家の証券口座は 楽天証券 と SBI証券 に集中しています。
私もこられの証券口座を保有していますが、現在のメインは SMBC日興証券 です。
SMBC日興証券をメインにする理由は?
②個別株(ETF・J-REIT含む)でドルコスト平均法が可能
③投信積立の買付手数料が無料!米国株の取扱いあり
④大手証券なので魅力的な新発債の販売が期待できる
詳しい内容は コチラの記事 で紹介しています。
(ネット証券を圧倒する5つの魅力)
私は配当を貰いながら分散投資が可能なETF(高配当)を重視。
SMBC日興証券は、ETFの金額買付(キンカブ)やETF積立(キンカブ定期定額売買)が可能な貴重な存在。
【分散・長期・積立】に【配当(分配金)】を加えたい人は、SMBC日興証券は有力な選択肢だと思います。
公式 SMBC日興証券