★Photo by kaoru:京料理 味ま野
“一度は行ってみたい高級料亭・割烹”のお店に突撃するシリーズです。
今回は番外編で、平安神宮の傍にある「京料理 味ま野」さんです。
こちらは、おせち通販で『超高級重』を販売しています。
その定価は7万5千円です。
メチャクチャ高いですね。
凄ッ∑(o゚д゚oノ)ノ
でも、口コミを見ると評判がとてもいい・・・。
金額に対する不満が、ほとんど見当たりません。
評価がフル満点に近い状態です。
素材が良いのは当然として、それ以外にも秘密がありそうですね。
ただ・・・、
私はこのお店の名前を聞いたことがありません。
和食で有名なところは、だいたい知っているつもりですが・・・。
そこで、平安神宮に行ったついでに、お店で食事をしてみることにしました。
謎はすぐに解けた!まさかの展開にビックリです。
平安神宮から5分という立地なので、場所はすぐに分かりました。
・・・と言うよりも、過去に何度も歩いたことがある道です。
この付近には「仕出し処 ともえ」という地域密着の仕出し屋さんがあり、私はそこで何度かランチを食べています。
キッカケは、知り合いからの紹介です。
平安神宮の周りには有名店もあるのですが、観光客用の料理が出てきて“食べてガッカリ”という経験をしました。
※見栄えが良いだけで、味がイマイチ・・
そして、「地元密着の高級仕出し屋さんだけど、ランチがメチャクチャ安いお店があるよ」と連れて行ってもらったのが「仕出し処 ともえ」です。
三段重のお弁当で1000円程度。
超~破格ですが、品数豊富で盛り付けも丁寧です。
さすが仕出し屋さんですね。
それ以来、近くに来た時はそこで食事をするのが恒例となっています。
今回の「京料理 味ま野」さんですが、なんと「仕出し処 ともえ」の真横にありました。
・・・と言うよりも、これは同じ敷地ですね。
以前から通っていた「仕出し処 ともえ」の別館・・。
季節の宴や会食でのオモテナシの場としての姉妹店が「京料理 味ま野」。
高級おせちが好評なのは、これで謎が解けました。
もともと仕出しは、時間がたっても(冷めても)美味しく食べれることが重要。
老舗仕出し屋は、おせち作りが上手なところが多いんです。
個室の大きなお部屋で、半月弁当と六角弁当を食べました
★Photo by kaoru:京料理 味ま野(個室から見える庭)
本店の「仕出し処 ともえ」は仕出しがメインなので、小さな食事処といった感じです。
そてに対して隣接している「京料理 味ま野」は、お座敷で食べる京料理で高級感のある雰囲気。
夜の会席料理では15,000円程度のコースまであります。
私は主人と二人でランチタイムに訪問。
10畳以上はある個室に案内していただきました。
注文したのは約3000円の六角弁当、約5000円の半月弁当です。
(半月弁当はマスコミでも紹介された人気商品)
また、会席料理も7000円くらいから対応してくれるそうです。
とても綺麗なお店なのでコース料理も食べてみたかったのですが、仕事の合間に寄っているので短時間で済むお弁当を注文しました。
●六角弁当 2500円(税・サ込 3020円)
★Photo by kaoru:京料理 味ま野(六角弁当)
●半月弁当 4000円(税・サ込 4840円)
★Photo by kaoru:京料理 味ま野(半月弁当)
お造り、炊き合せ、甘露煮などが弁当箱にギッシリと詰め合わされています。
どちらかというと、おせち料理に近い雰囲気です。
これにお吸い物やご飯、最後にデザートがつきます。
充分なボリュームです。
平安神宮の観光に合わせて立ち寄ると、ユックリ休憩できて良いと思います。
今回は仕事予定が入っていて慌ただしかったのですが、次回は会席コースを頼んでみる計画です。
公式京料理 味ま野
おせち料理は、日本料理や中華・洋食の有名店が人気です。
こういったお店が作るおせち料理は、実は予想外の失敗という時があります。
やはり、その場で最高の美味しい物を提供する事と、冷めた状態でも美味しくする技術は少し違うようです。
仕出しの場合は、時間がたっても美味しいことが大切。
その点で言うと、仕出し屋さんのおせちは安定感があります。
奇をてらわずにオーソドックスな料理を美味しく作ってくれるのが魅力。
大手百貨店(高島屋、大丸、三越など)のおせちカタログにも掲載されおり、信用度も高いですね。
高級仕出しを長く続けてきた経験が、誰もが満足する味を実現したのだと想像しています。
今回は 「京料理 味ま野」個室でランチを食べた感想!名物の半月弁当に注目 について書きました。
京都ランチやおせち選びのヒントにしてみてください。