23年は株価不調の年と予想されていましたが、米国株式は堅調に推移しています。
しかし、その米国株を大きく超えて上昇しているのが日本株。
日経平均株価は、23年5月16日に年初来最高値を更新!
2万9800円台を回復して、3万円突破が目前となっています。
そして、TOPIXは約33年ぶりの高値となりました。
参考までに日経平均株価・TOPIX(日本市場)・S&P500(米国市場)の1年・年初来リターンを比較してみました。
基準日:23年5月15日
指数 | 1年リターン | 年初来リターン |
日経平均株価 | 14.6% | 13.5% |
TOPIX(日本市場) | 16.5% | 11.8% |
S&P500(米国市場) | 4.2% | 7.4% |
日本株を保有している投資家はホクホク状態ですね。
1年リターンでは米国株に10ポイント以上の差をつけているので、「圧倒」と言って良い状態。
年初から日本株の方が有利という予想はありましたが、想定以上の差となっています。
今回は私の保有する日本株について書いていきます。
個人の株価評価についての話が中心なので、気楽に読んでください。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
保有する日本株は80%上昇!この状況は全く予想していなかった。
私の資産は、債券と世界株(投信)が中心。
それ以外では不動産(J-REIT)とゴールドが多いです。
日本株は世界株にも含まれているので、基本的に投資対象外としています。
個別株は若干保有していますが、いずれも企業応援が目的です。
(企業応援が目的で売却予定なし)
現在の状況を確認すると、約200万円の投資に対して時価は360万円強(+160万円)となっていました。
この大きな要因は、【オイシックス・ラ・大地(3182)】です。
私は食材宅配のオイシックスを利用していてVIP会員。
脱コロナの流れで株価が転げ落ちる状態だったので、応援目的で買いました。
昨年6月に1,560円で1000株購入したのですが、5月16日終値では約2,992円まで上昇(140万円強の含み益)しています。
応援株だけが目的で買った銘柄が2倍に迫る上昇!
一所懸命に予想して買った銘柄は・・・
(*ノ´O`*)ノオーイ.
投資の世界は、こんなものですね。
日本株が大幅上昇!でも、私の資産評価額は1円も増えません。
日本株の保有額は全体としては小さいのですが、約160万円の含み益があるので資産の嵩上げとして貢献してるように見えます。
しかし、影響度は0円です。
私は金融商品を企業会計に似た方法で管理しているので、一般的な評価方法とは少し異なります。
例えば、現物債券は満期保有が前提なので、日々の値動き(時価)は意味がありません。
最後は元本金額が償還されるので、取得原価(投資した時の価格)で資産評価を固定。
※外国債券については、為替変動分のみ評価。
そして、企業応援株(日本個別株)の評価も同様です。
こちらは値上がり益を狙っていませんから、上昇しても売ることはありません。
逆に大幅下落した場合も、損切りする意思がありません。
親会社が子会社の株を手放さないのと同じような話ですね。
企業が存続する限りは保有継続なので、現在の株価がどうなろうと関係ありません。
そういった理由から、こちらも取得原価で評価しています。
(親会社の子会社評価は、原則として取得原価)
私の現在保有する日本株は応援目的のみです。
少し前にIPOで当選した「楽天銀行(5838)」もそうですね。
いくら含み益が増えても、評価額は1円も増えないという事。
(・ω・|l|) ガ━ン!!
もちろん、上記のような資産評価は債券と応援株に限った話です。
積立している投資信託やJ-REIT・ゴールドなどは、将来的に売却する可能性がある資産は時価で計算しています。
肝心のこちらは、パッとしない状態です・・
(º ロ º๑)ナンデー
私は目的別に特殊な資産管理をしているので、証券会社等で表示されている時価評価額と異なる結果となります。
計算するのがメンドウなので、資産評価は基本的に年1回だけとしています。
これについては、単純に性格がズボラなだけですけどね。
r(^^ ポリポリ
日本株は今後どうなる?私は下方向だと考えています。
最後に今後の日本株について、個人的な考えを述べておきます。
絶好調と言ってもよい日本株ですが、私は足元がピークで失速すると思っています。
日経平均株価が約3万円まで上昇しましたが、ちょっと理由が分かりません・・。
何となく雰囲気で上昇した感じです。
最近の上昇スピードも行き過ぎに見えるので、時間経過でジリジリと下落していくと考えています。
そして、年後半に向けて心配なのは円高の可能性です。
大手企業には為替で業績が嵩上げされているケースが多いですね。
足元の状況から考えると、遅かれ早かれ米国は利下げを行います。
時間経過でマーケットがそれを意識した動きになっていく可能性が大きい!
そして、日銀が長期金利の変動幅の上限を0.5%程度から拡大(撤廃)へ動くことも考えられます。
普通に考えると、日米の金利差は縮小していくと予想されます。
現在の為替は、金利差が決め手になっているので要警戒!
これに米国の景気低迷が重なると円高が予想以上に強くなる可能性もあります。
また、米国株(S&P500)のPER水準は過去20年・過去10年の平均値を超えている点も気になるところです。
マーケットの先行きは不透明感は依然として強いですね。
不景気の株高ということもあるので、下がるとは言い切れません。
しかし、材料としてはネガティブなものが多いのは事実です。
1つの資産に集中するよりも、分散(時間分散も含む)を意識した投資の方が良いと考えています。
今回は「保有中の日本株が80%上昇!でも、私の資産は1円も増えない?」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
私の資産運用は セゾン投信!コツコツ投資の代表的な存在
私自身の運用方針は、「セゾン投信」の積立がメインです。
資産運用の王道とも言える【国際分散投資】を専門家に丸投げできるのが魅力!
投資に時間を掛けたくない私にはピッタリでした。
資産配分の修正も行ってくれますので手間はありません。
私は積立設定だけして、ホッタラカシている状態です。
資産が年々増えているので「凄い!」と言われる事もあるのですが、実際は投信に丸投げしてるだけというのが本当の話。
資産運用の王道戦略ですので、興味がある人は確認してみてください。
公式 セゾン投信の公式ページ
補足:クレジットカード払いも可能(セゾンポケット 最大0.5%還元)
セゾンの積立投資サービスである【セゾンポケット】が注目!
こちらのサービスなら、クレカ払いでセゾン投信の積立が可能です。
※セゾンカードまたはUCカードが対応
最低金額やポイント付与など、直販窓口よりも条件面は有利になります。
私もセゾンポケットの利用を開始しました。
公式セゾンポケットの説明/申込(カード作成も可能)
今だけ1000円分のプレゼント特典あり