今年の株式相場は、大きく上昇しています。
先行きに不透明感はあるのですが、投資家の楽観心理の方が上回っている状況。
ただし、私の資産はそれほど増えていません。
この理由は単純にリターンが低いことが一つ。
もう一つは、運用成績から除外する資産を増やしている点があります。
例えば、企業を応援する目的で購入している銘柄については、売却予定が無いので購入時の価格のままで評価しています。
上昇しても評価利益は0円で計算しています。
また、債券も満期償還しか考えていないので、購入時のまま評価。
(為替差益は満期時に計算するので、それまでは無視)
そして、今年から配当金・利子についても運用成績から除外を決定!
独特の投資評価方法ですが、自分の生活スタイルを中心に考えた結果です。
今回は、私がインカムゲイン(配当金・利子等)を投資成績から除外した理由について書いていきます。
尚、完全に個人的な話なので、他の人にはメリットになるような情報はありません。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
配当金は生活費に充当!私は再投資をしていません。
配当金に関しては、再投資をする戦略をとる人が多いですね。
私は給料とは別の第2の収入源として考えているので、再投資せずに生活費に充てています。
計算すると年間で約300万円。
気がつけば、生活費の与えるインパクトも大きくなってきました。
私の場合は配当金を定期的に証券口座から出金しています。
その分だけ口座残高は目減りすることになりますね。
運用リターンを確認する時に、これが混乱の原因になっています。
少し前に口座状況を確認した時は、配当金を引き出していることを忘れて計算・・。
本来のリターンを実態よりも低く計算してしまいました。
このままだと、同じミスを繰り返しそうですね。
そこで、ミスを減らす為に逆転の発想へ。
配当金を計算(リターン)から除外すれば、ミスは起きない!
生活費で使って残らないのだから0円評価で問題なし。
メチャクチャですね(笑)
他の人から見れば、何をしたいのかサッパリ分からないと思います。
でも、私の場合はこれでいいのです。
その理由については次の項目で説明します。
日々の生活が大切!口座残高の把握だけで良い
積立投資を約15年継続した結果、既に目標金額に到達しています。
市場環境が良かったこともあり、予定の半分程度の期間で達成できました。
ここからは、「増やす」ことよりも「減らさない」ということが大切になってきます。
現状はインカム収入(配当等)だけで300万程度はあるので、これだけで最低限の生活は可能な状態。
ある意味では、配当等を差し引いた残りの資産が減らなければOKとも言えますね。
その点で言えば現在の状況は合格です。
私にとって重要なのは、現在の状況を継続すること。
配当金は第2の給料(収入枠)として捉えています。
細かく配当等を管理すれば、「市場平均を〇%上回っている(下回っている)」みたいなことは分かるのですが・・・
それを知ったところで、私には何もメリットがありません。
むしろ、運用成績を細かく知ることのマイナス面も考えられます。
確認作業に時間がとられることに加えて、投資のことを必要以上に考えてしまいそう・・。
私の性格だと、マーケットを見る時間が増えるだけで良いことが無さそうです。
年々、運用成績から除外する資産が増えています。
今年からは配当についてもリターンから除外を決定!
投資成績は、その分だけ押し下げられることになります。
もっとも、給料枠に配当が加わるので収入は大幅プラス。
全体で考えれば、加算する項目が変わっただけです。
私は生活を充実させることを第一にしています。
投資成績を気にしない仕組みをつくったら、それが大きく向上!
仕事も上り調子になってきました。
私は投資に近づきすぎてもダメなようですね。
今回は「投資中心の生活は終了!今後は配当金を運用成績から除外します」について書きました。
投資を前向きに続けたことが今の幸せに繋がったと思っています。
ただし、現在はその投資と一定の距離を置くことがプラスとなっています。
何だか不思議ですね。