「2018年の最大の投資イベントは?」
こんなアンケートがあれば“米国中間選挙”という答えがダントツの1位になると思います。
選挙日程は11月6日ですから、目前に迫っていますね。
ちなみに、中間選挙と呼ばれていますが正しくは米国議会選挙で、下院全議席と上院33議席(3分の1)を争います。
任期4年の米大統領にとっては就任から半分経過の地点で実施されるので“中間選挙”と言われます。
共和党が負ければ、事実上のトランプ大統領に対する不信任とも言えるので今後を占う重要なイベント。
今回は米国中間選挙を目前に控えて、年末に向けての投資方針について書いていきます。
この記事の目次
休むも相場?株価急落には警戒が必要
9月7日にトランプ大統領が「新たに2670億ドル相当の中国製品に対して追加関税を課す用意がある」と明らかにしました。
個人的には中国を始めるとする各国への強硬姿勢は選挙へのパフォーマンスだと思っていますが、ヤリスギの印象もあります。
アメリカに輸入される日本車にも高い関税をかける措置をチラつかせいますが、これが本当に実施されれば日経平均株価はガツンと下がりそう?
「中間選挙に勝つためらな何でもやる」という雰囲気ですから、今後もビックリ発言があると考えておいた方が良さそうです。
つまり、選挙までは米国株は勿論ですが、世界中の株価が急落する可能性を秘めていると考えるべきです。
「選挙が終わるまでは投資をしない」というのも選択肢になりますね。
米国経済は好調!でも、下落途中の買いは危険
中間選挙までは株価に対して不透明な要素が大きいのが実情で、株価が急落したりズルズル下がる可能性もあります。
一方で、米経済に関していうと非常に強いので中長期では強気に見ています。
また、米国の求人数は2018年の6月に失業者数を上回りました。これは2000年から統計を開始して初めてのことです。
減税効果もあり個人消費については凄い強さを発揮しています。
こんな状況を見ていると、アマゾンの株価が右肩上がりなのは当然かもしれませんね?
ちなみに、家計の借金についてはリーマンショックが起きた時と比較してグッと下がってきているので安心感はあります。
企業の現状や各指標をみる範囲では、選挙前に急落があったとしても実体経済が強いので短期的に収束すると予想。
急落は仕込みチャンスとなる可能性があります?
落ちるナイフは、地面に突き刺さるまで待て!
「米経済が強いのだから、急落はチャンスで即買い!」と言いたいところですが、間違っても下落途中に買うことは避けて欲しいと思います。
1000ドルの株価が800ドルに下がったからといって「2割下がった!ラッキー」という買い方は危険です。
自分の感覚で底値を決めつけて退場に追い込まれた人は数知れません。
800ドルが底だと思ったら、700ドル・・600ドル・・と下がることは多々あります。まさに落ちるナイフで、大ケガ必至です。
賢い投資家はナイフが地面に突き刺さってから安全な状態で引き抜きます。
仮に800ドルが底の可能性が高くても、反転したのを見極めて850ドルや900ドルになってから買えばいいのです(もとの1000ドルと比較すれば充分に割安)。
この点さえ押さえておけば、急落は絶好の買い場になると考えています。
選挙後の市場はどうなる?
選挙までの株価動向は全く読めませんし、結果次第では市場が大きく動く可能性もあります。
ただ、それも短期的で収束かな?
不透明要素が消えるので市場は安定すると考えています。
また、年末のクリスマス商戦への期待が大きいですね。途中で書いたように米国の個人消費はかなり強い状態。
個人的な予想ですが、12月末になったら「今年も米国株に投資をした人が儲かったなぁ~」という例年通りの会話で終わると思っています。
勝率を上げる近道は、逆指値を利用する事!
今回は「米国中間選挙に向けての投資方針!絶対にやってはいけない事とは?」について書きました。投資のヒントになる点があれば参考にしてください。
ちなみに、私は保有銘柄については厳しい目を向けているつもりですが・・・、やはり自己愛が強く否定する気持ちが弱くなってしまいます。
この甘さから大きな損失に繋がった経験があるので、現在は全ての銘柄に損切り設定(逆指値)を実施するようにしてます。
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私の資産が飛躍的に上昇するキッカケが逆指値ですので、多くの人に積極的に活用して欲しいと思います。
ただし、現状は米国株で逆指値が可能なのはマネックス証券ぐらいしかありません。
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証券会社は手数料よりも機能を重視して決める方が良い結果が期待できます。
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