年金の繰下げで老後不安を解消!100年時代を生き抜くヒント?

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将来の不安についてアンケートをとると、『老後の生活に関すること』が全世代(20代~60代)で軒並み1位になります。

これは、年金問題とも深い関係があります。
『将来はもらえなくなるかも?』と考えている人も少なくはありません。

老齢基礎年金のみの受給権者に関する調査では、“支給額が減っても早く貰いたい”という人が多い状況です。

年金額が減っても早く欲しい人が多い?
平成28年度末現在では、繰上げ受給者の割合は34.1%で繰下げ受給者の割合は1.4%です。
(対象:老齢基礎年金のみの受給権者)。
厚生労働省の【平成28年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況】

『早く貰いたい』という気持ちは理解できますが、これは思った以上にリスクがある選択でもあります。

老後資金に関しては事前の資産運用に関心が高いのですが、年金の受給方法はそれに匹敵する重要ポイント

今回は老齢年金の受給方法について、考えていこうと思います。

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繰下げ受給と繰上げ受給で『得する年齢』の分岐点は?

現在の年金受給年齢は原則として65歳からですが、繰上げ制度を利用すれば60歳から貰うことができます。

ただし、その代わりに1ヶ月繰り上げるごとに0.5%の減額されます。
(減額率は、その後もずーっと適用になる点は注意)

では、繰上げで減額された場合に何歳まで生きた場合に通常(65歳受給)よりも損になるか、ザックリと目安年齢を確認しましょう。

60歳支給 62歳支給 64歳支給
減額後の割合 70% 82% 94%
損得の分岐年齢 76歳8ヶ月 78歳8ヵ月 80歳8ヵ月

年金を最大に繰上げると60歳から受給可能(金額は70%に減額)。

この場合は76歳8ヵ月よりも前に亡くなれば、65歳からの通常支給よりも総支給額は増えることになります。

逆に、それより長生きすれば年金総額は少なくなります。

次に支給年齢を繰下げる方法を選択した場合を考えてみましょう。
この場合は1ヶ月繰下げるごとに、0.7%の増額になります。
(増額率は、その後もずーっと適用になります)

ここで気になるのは、繰下げ増額した時に何歳まで生きれば、通常の65歳支給よりも得できるかという点です。それを試算したのが以下です。

66歳支給 68歳支給 70歳支給
増額後の割合 108.4% 125.2% 142%
損得の分岐年齢 77歳11ヶ 79歳11ヵ月 81歳11ヵ月

引き下げれば1回あたりに支給される年金額は増えます。

ただし、最大の70歳まで繰下げた場合は、82歳まで生存しないと通常の65歳支給よりも総額は少なくなります。これより長生きなら得ですね!

さて、繰上げ支給や繰下げ支給の選択は各自の判断ですが、頭に入れておいて欲しいのは『40代~60代』は思った以上に長生きだという事です。

えっ!平均余命から計算すると予想以上に長生きする

年金支給を70歳まで繰下げると損得ラインは約82歳です。
その年齢まで生きている事って、なかなか想像できない人も多いと思います?

しかし、厚生労働省『平成29年簡易生命表』の平均余命から計算すると、現在40代~60代の人は予想以上に長く生きる可能性が見えてきます。

40歳~60歳の平均して生きる年齢を平均余命から試算したので確認してみてください。

40歳 50歳 60歳
男性 82.05歳 82.61歳 83.72歳
女性 87.90歳 88.29歳 88.97歳

この表から考えると、仮に70歳まで年金支給を繰下げても、ほとんどの人は総額が多くなると予想できます。

特に女性の場合は長生きする可能性が高いので、繰下げという選択肢は真剣に考えるべきですね!

参考までに平成29年の75歳は男性は約75%、女性は88%が生存しています。
私の社会福祉士をしていた経験から考えても、皆さん元気です!

繰下げは老後対策として絶大な効果がある?

老後を心配する人には『生存中にお金が尽きてしまうのでは・・』と心配している人も少なくありません。

ここで注目なのが年金!このメリットは生存中はずーっと貰えるという点です。
95歳・・100歳・・120歳・・どんなに長生きしても支給されるのです。

例えば平成31年度の老齢基礎年金は約78万円(年間)。これを60歳と70歳の支給で比較してみましょう。

60歳支給 65歳支給 70歳支給
増減後の割合 70% 100% 142%
年金の支給額 55万 78万円 110万

単純計算では支給年齢60歳(繰上げ)と70歳(繰下げ)では年額で2倍の差になります。

この差は実際にその時になると、生活水準に大きく影響を及ぼします。
安心した老後という点では、繰下げ支給は大きな魅力です。

また、私の社会福祉士をしていた経験から言うと、介護費用の対策としても繰下げ受給は抜群の効果を発揮します。

これは、介護される本人だけでなく面倒をみる人(子供など)にとっても大きなプラス。

介護には『いつまで続くか分からない?』という心配があります。

生存中に支給される年金が多ければ、それが負担の大幅減少になることは容易に想像がつきますね!

繰り返しますが、年金は生存中はずーっと支給されるのです。

生活に困っていないなら、慌てて受給申請する必要なし?

私は年金受給に関してはだいぶ先の話ですが、仮に65歳が近づいた時の対応方法を考えてみます(私自身の受取り方)。

支給年齢が近づくと、通常支給と繰下げ支給の意思確認をするためのハガキが送られてきます。

この時に生活が苦しい状況であれば受給手続きを行いますが、年金が無くても生活ができる状態であればハガキは返信しません(完全無視)。

受給手続きはいつでも行えるので、慌てる必要は一切なし!
可能な限り繰下げて、将来に備えたいと思います。

また、繰下げ待機中に急にお金が必要になった場合も問題ありません。

★繰下げ『や~めた』がOK
例えば67歳になった時に病気等でまとまった資金が必要な場合は、65~67歳までの2年分を一括で受け取ることも可能。

つまり『65歳から受給するつもりだったけど手続きを忘れてました!』という形にします。この場合は2年分がまとまって支給され、その後は通常年金となります。

また、繰下げ待機中に本人が亡くなった場合も、それまでの年金は配偶者や子供・親などが請求すれば一括で貰えます。

年金は慌て貰う必要は全然ありませんね!

ちなみに、ご夫婦の場合はご主人が通常通りに受けっとって、奥様は繰下げというパターンが増えています。

先ほども記載しましたが、長生きリスクは女性の方が格段に高い!
年金繰下げは、その対策としては有効な手段になります。

老後の不安を解消したければ行動あるのみ!

今回は「年金の繰下げで老後不安を解消!100年時代を生き抜くヒント?」について書きました。

一般的な人を対象にした原則論ですが、その人の状況によっては有利な年金受給方法が変わる可能性があります。

詳しく自分の状況を知りたい人は、最寄りの『年金事務所の窓口相談』にいけば無料で対応してくれますので利用してみてきださい。

頭に入れておいて欲しい事は、老後の生活費に関しては年金受給の方法で劇的に変わる可能性がある点です!

この点が理解できてないと、いくら貯めても不安が消えません。

ちなみに、我が家は夫婦二人ともiDeCo(自分で貯める年金)に加入しています。

セカンドライフの最初はiDeCoの蓄えで生活して、公的年金は可能な限り繰下げていく計画です。

関連《iDeCo》個人型確定拠出年金のメリット・デメリットをFPが解説

参考までに、私は楽天証券でiDeCoに加入しています。

ただし、マネックス証券SBI証券松井証券などが凄い好条件を発表してきているので、今であったら違う金融機関を選択していたかも?

ちなみに主人は私より後からiDeCoを開始したので、マネックス証券を選択しました。

いずれにしろ、iDeCoは老後資金という意味では最有力候補になりますので、積極的に活用する事をオススメします。

また、私はFPだけでなく社会福祉士としての仕事もしていたので、老後生活の相談も数多く受けてきました。

その中で感じたのは、お金があるからといって、幸せになるとは限らない。ただし、お金があれば選択肢が増えるという事です。

「質素な生活を心がけている」と「質素な生活しか出来ない」では、結果が同じでも精神的なユトリが全く違います。

iDeCoという将来に向けて非常に良い制度があるのですから、活用しなければ勿体ないというのが私の考えです。

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マネックス証券と松井証券は低コスト投信が充実している事に加えて、商品枠が余っているので新商品の追加も期待できます。
大手金融機関の中では大和証券がインド株など他社とは違う切り口が話題です。

 

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