年内の最終記事となりました。
今年も1年間ありがとうございました。
さて、私は2018年に資産が1億円を突破しました。
資産を大きく伸ばしてくれたのは米国株の活躍が大きいですね。
ただし、私が資産運用の中でもっとも重視しているのは 投資信託の積立 。
世界分散を中心とする堅い商品をメインにしているので、リターン率は世間の個人投資家よりも低いことが多いです。
それでも、今後も世界分散の積立をメインにすることに変わりはありません。
米国株を全部売却して世界分散投資に回す可能性はありますが、その反対を行うことは全く考えていないという事です。
今回は私が世界分散投資に拘る理由について書いていきます。
この記事の目次
運用成功の秘密は?安心感のある投資に注力する事。
私が投資を開始したのはリーマンショックの少し前になります。
日本の大型株に投資をしたら簡単に上昇したので、金融資産の多くを国内株に投じました。
その数ヵ月後に悪夢のような急落で一気に半分以下へ・・、銘柄によっては3分の1まで下がる大惨事を経験しています。
この時は切迫感と胃の痛みで毎日ボロボロ・・、テレビのニュースで日経平均株価の話があるたびに動悸がするような状態でした。
ただし、損失は早く取り戻したい・・。
でも、株式に対する恐怖心が消えない・・。
そんな時に私を救ったのが世界分散投資(セゾン投信)です。
話題の商品だったので、早い段階からお試しで積立をしていました。
ただ、この時までは投資をしていた事も忘れているような状態。
株式と債券が半々の商品ということもあり、最初の印象は『何これ?』でしたね。
当時は『投資=株式』だったので“債券”がイマイチ理解できなかったのです。
ただ、リーマンショックで株式が半分まで下落しているのに、世界債券は10%程度しか下がっていない事実(ドルベース)。
さらには、債券は短期間で元の水準まで回復していました。
この時に感じたのは『全部この商品にしておけば良かった・・』。
私が安全性を重視する方向に切り替わった瞬間ですね。
安心感から積立を増額!預金を取崩して投信へ
リーマンショック後の状況が順調だったかと言えばそんなことはありません。
株式も随時売却してセゾン投信に振り替えていましたが、1年くらいは積立もマイナスでしたね。
もっとも、明るいニュースも出てきていたので、遠くない将来はプラスになることは漠然と想像はできました。
一方で、周囲の人から『○○株が大幅上昇で儲かった』などの雑音も入ってくるので、世界分散投資のユックリした上昇にはイライラしていたのも事実。
それが数年継続していくうちに、『あれ?リターン率は負けてるけど、利益額は私の方が全然大きい』と感じる事が少しずつ増えてきました。
そして「利益額で勝負しよう」と心境も大きく変化!
正確には、投資が下手すぎて“上昇率”は諦めたという感じですね。
そこからは、銀行にあった預金も積立増額のためにドンドン切り崩していきました。
一部は個別株のスポット投資もしていましたが、リーマンショックのトラウマもありプラスがでると早々に利益確定して積立に移動。
やはり、大きな資金を投資するには安心感がある商品でないと難しいですね。
逆に言えば、安心感が高い商品であれば強気に投資できると感じました。
これが、現在のスタイルの元になっています。
小さなリターンでも良いなら、リスクが小さい商品を選べる
積立投資は購入平均単価を抑えながら投資元本を大きくしていけるので、私の思考にピッタリだったと言えます。
世界経済の成長を止めるのは難しい!だったら世界に投資しよう
私が世界分散投資の比率を高くしている理由には、長期的な優位性があります。
リーマンショックで叩きのめされたので、“途中で失敗しても復活できる投資”を選択したいと考えるようになったからです。
株式市場の値動きは日々ジグザグですが、世界経済は安定的に+3%程度で推移していくと予想されています。
日本の人口は例外としても、世界は人口爆発で右肩上がり!
さらに新興国では所得中間層が急速に増えてきています。
世界の経済成長と株価の関連性から考えると、長期投資でリターンが出るのは自然な事ですね。
現在は 長期で低迷させるのは相当に難しい と確信に近い気持ちになっています。
私は高値圏だとしても10年後と比較すれば割安と考えているので投資を止めることはありません。
また、積立投資が面白いのは最終ゴールが上昇と考えるならば、途中の下落は安く仕込むチャンスとなる点です。
極端な話をすれば「割高水準でも強気、株価低迷でも強気」となりますね。
この考えに素直に従った結果が現在の資産に繋がっています。
私は世界分散投資だけでなく他の投資も行っていますが、この投資がメインだからこそ別の投資にも取り組めています。
どの投資商品をメインにするかは人それぞれですが 「高値でも安値でも自信を持って買える」 という商品を見つけられた人は、資産運用で成功する可能性が高いと思います。
今回は「1億円達成の秘訣は?いつでも投資できる商品に出会えた事に感謝」について書きました。
ヒントになる点があれば、資産運用の参考にしてみてください。
私がSMBC日興証券をメインにしている理由
現在、個人投資家の証券口座は 楽天証券 と SBI証券 に集中しています。
私もこられの証券口座を保有していますが、現在のメインは SMBC日興証券 です。
SMBC日興証券をメインにする理由は?
②個別株(ETF・J-REIT含む)でドルコスト平均法が可能
③投信積立の買付手数料が無料!米国株の取扱いあり
④大手証券なので魅力的な新発債の販売が期待できる
詳しい内容は コチラの記事 で紹介しています。
(ネット証券を圧倒する5つの魅力)
私は配当を貰いながら分散投資が可能なETF(高配当)を重視。
SMBC日興証券は、ETFの金額買付(キンカブ)やETF積立(キンカブ定期定額売買)が可能な貴重な存在。
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