米国株(S&P500)は24年2月に入っても好調を維持!
過去最高値を更新しています。
私の予想は「米国株は、失速する可能性があり」だったのですが・・・
最近は、シナリオ通りになった記憶が無いです(苦笑)
私が描いていたイメージで「市場は3月の利下げを予想しているので、それが先延ばしになれば株価が崩れる」というもの。
利下げスタートが遅れるところは当たっていましたが、最重要である株価の反応が正反対です。
良い方向にハズレたのは救いですね。
失敗シチャッタヽ(*゚∀゚)ノ┌┛ィェーィ♪
少し前までは株価の反応は「金利」に集中していたのですが、現在は 想定以上に強い米経済 や エヌビディア(半導体)の好調 を材料にしているようです。
この状況をみて、米国株の見通しを引き上げることにしました。
今回は米国株の今後について考えていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
24年 S&P500(米国株)のターゲットを5400ポイントに設定!
米国株(S&P500)の水準を確認する上で指標となるのがPERです。
2月2日の段階でPERは約22倍!
従来の平均が18倍前後なので、かなり割高だと言えます。
さすがに、どこかで調整(下落)があると考えています。
ただし、今後は米国の金融政策が利下げに舵を切っていくことを考えると、ある程度の高PERも許容されそうです。
足元のPER22倍はちょっと高すぎですが、20倍ならば問題なし。
従来は18倍~19倍で株価を考えていたのですが、PER20倍にしたことで目標株価も引上げとなります。
さらに、年末に向けてのEPS(一株当たり利益/S&P500)に対する市場予想も上振れしている点もプラス材料になります。
直近の市場予想は270ドル(24年末)。
株価目標は、この2つを掛ければいいので簡単です。
20(PER)×270(EPS)=5400ポイント
尚、PERを直近の22倍で計算すると、約6000ポイントです。
机上の計算ですが、今後に向けて希望が高まる数字ですね。
ただし、市場予想PERは時間経過で下方修正されることも多いので、そこは期待しすぎない方がいいです。
米国株には強気姿勢ですが、急落不安も高まっています。
米国株は年末にむけて上昇シナリオですが、綺麗な右肩上がりになるとは考えていません。
やはり、足元のPERはちょっと高すぎる・・。
気になるのは、割高なのに個人投資家の心理が強気に傾いている点です。
AAII(全米個人投資家協会)の週次調査によると、今後6ヶ月に株式市場に対する、個人投資家の心理は強気派が優勢となっています。
楽観優勢の数値が高まると、株価が急落することが多いです。
また、現在のS&P500の上昇は「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる一部の銘柄群によって生み出されている点も懸念材料。
22年に米国株は大きく落ち込みましたが、この時は大型ハイテク株の下落に連動する結果でした。
「マグニフィセント・セブン」の市場に占める割合は約30%で、当時と同じ水準まで膨れ上がっています。
米国株の見通しついては強気み考えていますが、22年の大崩れの時と同じような状況になっている点は不気味ですね。
一定水準まで下がったら強制売却する設定(逆指値)などを行って、下落時にも利益を確保できる体制をとった方がいいと思います。
ちょっと不安材料も書きましたが、米国株の大きな流れは上向きです。
年後半の大統領選挙が波乱要因ですが、仮にそこで大きく下がっても長期投資であれば問題ない(いずれ高値更新になる)と考えています。
今回は「米国株の目標株価を引き上げました!ただし、暴落サインも点滅中」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば、運用のヒントにしてみてください。
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