世界分散や積立投資の先駆け的な存在として有名なのがセゾン投信。
開始当初から私の運用では中心的な存在となっていました。
公式 長期投資のセゾン投信
ただし、セゾン投信創業者の中野晴啓氏が今年の6月で退任したことをキッカケに公式口座の積立を中止。
例外的にクレカ払い(エポスカード)でセゾン投信の積立が可能なtsumiki証券だけ、今月(9月)まで継続しました。
こちらは『積立するならポイントを貰ったらほうがお得!』という理由から、2018年10月から毎月5万円の積立をスタート。
23年9月で区切りの良い5年になるので、ここまで引っ張った格好です。
今回はセゾン投信(世界分散投資)のカード積立を、5年間実施した結果について書いていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
毎月積立の魅力は『投資金額が増えていく』ことです。
積立投資をしている人から、時々こんな話を聞くことがあります。
『今月は高値なので積立を中止しました。下がったら再開します』
投資は個人の自由ですので問題はありませんが、これを繰り返すと積立をしている意味が無くなるので注意してください。
長期の積立投資は足元の相場予想しない事が大切。
中断するのは【相場予想】をしている状態。
投資金額も積みあがっていきません。
これだと積立するメリットが小さいので、相場を見ながらスポット投資をした方が良い気がします。
積立投資は、利益額を期待する投資。
リターン率を狙う投資ではありません。
例えば、tsumiki証券での定額積立は毎月5万円で実施しているので、1年間の総額は60万円。
5年間の投資額は300万円です。
この間に史上最高値は何度もありましたが、全く関係なく積立しました。
私が最終的に目指しているのは利益額です。
投資金額を増えていくほど上昇時の利益額も大きくなるので、継続的に買付けることを最重要としています。
セゾン投信の2つのファンドに積立!5年経過の利益は?
tsumiki証券では、セゾン投信の『セゾン・グローバルバランスファンド』と『セゾン資産形成の達人ファンド』を取扱っています。
商品名 | 特徴 | 信託報酬 |
セゾン・グローバルバランスファンド | 株&債券 | 0.56% |
セゾン資産形成の達人ファンド | 世界株式 | 1.34% |
私は、各ファンドに月2.5万円の積立設定をしていました。
5年間継続した最終結果は、以下のようになりました。
(23年9月13日時点)
足元は株式が有利な市場展開だったので、『セゾン資産形成の達人ファンド』の方が好調です。
ただし、『セゾン・グローバルバランスファンド』の方が好成績だった期間があるのでどちらが正解ということではありません。
いずれも、長期目線でリターンを出す設計ですから両方とも合格の結果。
最初の1~2年はマイナスだった時期もありますが、最終的にはプラスが積みあがりました。
積立投資としては理想的な展開ですね。
公式 長期投資のセゾン投信
継続投資の秘訣!リターンよりもリスクを重視する
リターン率だけを考えると、株式100%の運用した方が良い結果が期待できます。
ただし、私は単純にリターンだけを追求する戦略は今後も取る予定はありません。
上昇期待が大きい商品は、下落した時のダメージも大きい傾向があるからです。
大幅下落があった時は、大切な資産が棄損することも考えられます。
例えば100万円の資産が相場急落で70%も減少した場合は、30万円になります。
その後に反転して70%上昇しても資産は半分の50万円程度にしかなりません。
元の水準に戻すには価格が3倍以上の上昇が必要になります。
私は複数資産を組合わせて『資産が減りずらい』状況を作っています。
ここ数年は株式有利の展開ですが、今後も同様とは限りませんので決めつけはしない方が良いと考えています。
先行きに対して不透明感がありますが、資産分散と積立投資の戦略ではマーケット動向を気にする必要はありません。
セゾン投信の積立は一旦終了となりましたが、今度も積立&分散のスタイルを継続していくつもりです。
カード積立でポイントも獲得!増えるのは資産だけじゃない
上記画像:kaoruのtsumiki証券より
補足ですが、tsumiki証券はカード払い(エポスカード)のみとなっています。
その事により積立買付でポイントが貰えるのが魅力。
ポイント付与率は一律ではなく、継続期間に応じて増えていく設計。
1年目0.1%、2年目0.2%・・5年目以降0.5%で毎年ステップアップしていきます。
★月に3万円、5万円を積立た場合
1年目/0.1% | 3年目/0.3% | 5年目~/0.5% | |
月3万円(年36万) | 360P | 1080P | 1800P |
月5万円(年60万) | 600P | 1800P | 3000P |
私は5年経過したので、今年は0.5%(3000ポイント)が付与される予定。
10月の中旬に加算されるようです。
ただし、実際にはカードのボーナスポイント(+2500P)も付与されているので、かなり多いポイントを貰っています。
オマケ要素ですが、1年で約5千円分以上のポイントが貰える点は嬉しいですね。
実際に積立している時は、継続モチベーションとなりました。
やはり、クレカ積立は有力な選択肢ですね。
尚、記事で紹介したtsumiki証券に関しては、今年の運用成績から除外しています。
この理由は、単純に口座が別なので忘れていたというのが真相・・。
保有継続だと完全忘却になりそうなので、生活費(家賃引落し)口座へ出金処理をしました。
今回は 世界分散の積立投資を5年続けた結果!ホッタラカシでOKと判明 について書きました。
記事の中で、参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
クレカ積立はマネックス証券!還元率1.1%(主要ネット証券で最大)
私の 運用方針 は【長期・分散・積立】が基本スタイルです。
そして、積立投資で活用しているのがクレカ積立!
積立の決済に対してポイントが付与されるのが魅力です。
このサービスで注目は マネックス証券 。
マネックスカードで決済すれば、投信つみたての還元率1.1%!
主要ネット証券でNO.1の水準です。
毎月5万円の積立した場合、年間で6,600円分のポイントが貰える計算になります。
仮に20年間の積立投資を継続すれば、累計13万円以上のポイントが貯まることになります。
どうせ積立投資をするならば、利用した方がお得ですね。
※マネックスカードは、証券口座のオンライン上で申込する方式。
※カード積立を希望する人は、最初に口座開設を行ってください。
★マネックス証券は米国株投資でもメリットが大きい
米国株で時間外取引が可能な貴重な証券会社!
また、逆指値(リスクヘッジ)をしながら上値を追う戦略は私の鉄板手法です。