2017年も残りあと1ヶ月となりました。
1年を振り返ると米国市場に大きな混乱が無く、右肩上がりが続いたので資産状況は順調な人が多いと思います。
私自身も今年は出足は悪かったのですが、気が付いたら過去最高に迫るリターンとなっています。米国株は本当に凄いですね。
反面、安値仕込みを狙う投資法では買いが成立しづらい年だったので、思うようなリターンが取れていない人も目立ちます。
基本的に右肩上がりは今後も継続と予想していますが、12月~1月にかけて買い場(短期的な下落)があるような気がしています。
債務上限の問題・税制改革法案の行方
全米小売業協会では今年の年末商戦の小売売上高が前年同期比3.6~4.0%増える見通しを示しています。ブラックフライデーも好調な出足となりました。
また、次期FRB議長に指名されたパウエルFRB理事が、従来の緩やかな利上げ方針を維持する方針をしめた事で、株価の押し上げ材料となりました。
ただし、年末商戦については早い段階から期待が高かった事、パウエルFRB理事の方針が示された事で、これらの好材料は既に株価に織り込まれている可能性が高いと思います。
そして、そちらに熱狂するあまりに予算案と債務上限引き上げ問題については、頭から抜け落ちている印象があります。
デフォルト懸念などが噴出すれば、株価が乱高下する可能性は充分に有りそう?
また、税制改革法案に対しては年内にトランプ大統領が署名できる見方も強まってきました。
楽観論が広がっているので、こういった時こそ僅かな躓きで大幅下落をすることがあるので注意。
ただし、そのような場合でも米経済は堅調そのものですから、怖がらずにガッツリと買う方針。
いずれの事態でも、短期間で株価は上昇に転じると予想しています。
また、米債務上限の問題がある時は円高になる傾向もありますので、為替の方も仕込み時期になる可能性もあります。
ちなみに、私は積立FXで米ドルを購入していますが、11月後半からは積立額を通常よりもやや増やしました。
北朝鮮の挑発行動
私が今年の投資で大きなリターン成績が出せているのは、8~9月ごろに北朝鮮問題が話題となっている時に米国株を購入したからです。
この時に購入した分だけで、400万以上のリターンとなっていますのでタイミングが良かったと言えます。
直近の11月29日の弾道ミサイルの発射がありましたが、これが再び連続で続くようならば注意が必要。
そもそも、11月~12月は北朝鮮に目立った記念日もない為、市場も安心ムードが漂っています。(北朝鮮の挑発行動は記念日前後に集中)
挑発行動が続いた場合は、予想外のシナリオに株式市場が反応する可能性はあります。ただし、こちらも株価が下落した時には、仕込みチャンスだと考えています。
米11月の消費者景気信頼感指数も市場予想を上回る内容で景気は上向きです。この事実から考えて、株価が乱高下しても心配するような事はありません。
ちなみに、2016年1月は核実験を行った実績がありますので年明けも注視。
いずれの問題も、中長期の株価に対して影響が小さい
基本的に米市場は好調のまま推移すると思いますが、上記のような問題で株価が下がった場合は徹底的に買っていきます。
株式投資を中長期視点で見た時に重要なのは経済の強さです。この点については米国経済は堅調です。
それに対して、予算・債務上限の引き上げや北朝鮮の挑発行動などは短期的な問題ですので全く気にしていません。
ちなみに、前回の北朝鮮問題で株価が低迷した時は、株価が上昇に転じた時にDirexion デイリーS&P500ブル3倍 ETF(SPXL)を購入したら2週間程度で15%も上昇しました。
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株価が乱高下した時は、投資情報が短期的なものに偏る傾向があるので、そういった時に経済指標などをシッカリ確認しておく事が大切です。
現状としては米経済は好調ですので、株価が下がればバーゲンだと思っています。気になる銘柄は片っ端から指値を入れている状況。
※大型の高配当株は勿論ですが、セールスフォース・ドットコム(CRM)やぺイパル(PYPL)、インテューイティブ・サージカル(ISRG)など将来性が高い銘柄にも指値を入れています。
また、ずっと堅調だった半導体関連も利益確定の売りで面白い水準となってきました。今年はマイクロン・テクノロジー(MU)とインテル(INTC)で良い思いをしましたが、調整が続けば再アタックも考えます。
12月~1月は基本的に株価は強い傾向にありますので、下落時での不安は非常に小さいと考えています。
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