今年は世界的に株価が低迷しています。
日本株は米国株より堅調ですが、年初来マイナスという点は同じです。
以前は、米国株が下がるとそれ以上に日本株が下落するイメージでした。
最近はちょっと変わってきましたね。
日本株のPERは過去平均レンジの下限に位置していることもあり、下げ幅が限定的という状態です。
米国株も大きく下がっていますが、企業業績や経済成長率の見通しから考えると割高の銘柄が多い・・。
足元の材料から判断すれば、来年も日本株が米国株よりも好成績になる可能性が高いと予想しています。
ただし、手放しでガンガン投資できるかというと、そうとも言えません。
今回は日本株の強気材料と懸念材料について考えていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
円安の追い風!そしてコロナからの回復に期待です。
コロナ対策については、欧米ではノーマスクが日常になっています。
つまり、経済がだいぶ前から動き出している状態です。
日本については、ようやく警戒感が薄らいできて旅行などに対しても積極的になってきました。
さらに、10月11日から観光目的の外国人に対する水際対策が大幅に緩和!
ここで注目したいのは、日本は今から経済が回復して行くという点です。
私が日本市場に対して強気予想をする理由がこれですね。
国内の経済活動が活発になるので、内需関連株は期待!
更にグローバル企業についても、円安が追い風になっています。
日本市場は内需株と外需株の両方にプラス材料がある状態。
また、インフレ圧力も海外と比べると全然小さいです。
もっとも、日本市場が好条件が揃っているといっても、米国市場などの動向に影響を受けることは避けられません。
先進国の中で日本株が有利であることは事実ですが、大幅上昇というのはちょと難しいですね。
「米国株よりも安心感がある」くらいの位置づけ。
全力投資よりも、やはり分散投資の一つとして取り入れる方が無難だと思います。
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不安要素は為替動向!来年は円高という可能性もある
現在、日米の金利差拡大で強烈な円安となっています。
米国はインフレが大きな問題なので、ドル高は輸入品が安くなるので歓迎状態!
金利差拡大と米国のドル高容認が強烈な円安を生み出してます。
円安は日本の大手企業を中心にプラスに働くことが多いので、株式投資には悪い話ではありません。
逆に言うと、この円安が反転して円高になると日本市場に暗雲が立ち込めてきます。
そして、私は円高に振れる事を予想しています。
FRBの利上げは来年の前半で停止すると想像しており、そのタイミングで行き過ぎた円安が是正されるという考えです。
さらに、来年の後半になって利下げという方向が見えてくれば、円高の流れが加速すると想像しています。
もっとも、金利差が大きい状態が続くので、すぐに120円くらいに戻るとは思っていません。
それでも、130円台になる可能性は充分にあると想像しています。
10円以上の円高ですから、マーケットに与える影響は大きいですね。
この予想があたってしまうと、米国株が上昇しも日本株の反応が鈍いということも考えられます。
日本固有の材料だけを見れば強気なのですが、外部からの材料に巻き込まれる可能性があるのが難しいところですね。
こういった状況から考えると、日本株はインデックス投資よりも個別株やアクティブファンドの方が面白いと思っています。
日本株は有利ですが、全力投資はできません
外国株との比較でいうと、私は日本株に対しては強気です。
しかし、これは株式投資だけで比較した時の話。
いくら日本株が好調といっても、株式市場全体から資金が逃げていくようではどうにもなりません。
全力投資というのは難しいですね・・。
やはり、株式だけでなく債券・金・REITなど他の資産と合わせて保有する方が良いと思います。
尚、私は株式比率を30%未満する方向で動いています。
残念ながら、株式への期待は小さいというのが本音ですね。
ただし、金融資産の全てが永久に下がり続けるという状況も想像できません。
今は仕込み時期と割り切って、時間分散の積立をしていくのは面白そうです。
足元の相場は不安ですが、基本の投資に徹すれば将来的には自然と良い結果になると考えています。
今回は 低迷が続く米国市場と期待が高まる日本株!今後は円高リスクにも警戒 について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
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