auカブコム証券は大手ネット4大証券の一つで株式から投信、債券など幅広い商品が揃う総合証券です。
メリットがたくさんある実力派ですが、その魅力は世間に伝わっていない印象があります。
三菱UFJグループでコンプライアンスが徹底されている為、派手な宣伝をしない点が関係してるのかもしれません?
ただし、投資のベテランからは“使える証券会社”として評価が高い会社。
今回はauカブコム証券の知っておきたいメリットについて書いていきます
この記事の目次
auカブコム証券の機能で、勝てる投資家に転身!?
auカブコム証券のメリットは、世間一般的な「手数料最安水準」「投信数が最大級」といったイメージ重視ではありません。
手数料も商品数も魅力ですが、それと投資成績が向上する事は別の話です。
カブコムは儲けに直結するメリットが多いので、上手に利用すると投資成績が飛躍的に伸びる可能性があります?
私が利用している中で、これは“使える!”と感じるサービスや機能を書いていきますので、よろしければ参考にしてみてください。
使える機能① フリーETFがスポット投資で大活躍
ETFは投資信託の一種で、日本株や米国株といった多数の銘柄が一つにパッケージされた商品です。
株式と同じようにリアルタイムで購入可能で指値注文もできます!
また一般的に投資信託よりもコスト(信託報酬)が安い商品が多いのが魅力。
ただし売買する時に手数料が発生するので、ノーロード投資信託に慣れている人からは、「売買手数料さえな無ければなぁ~」という意見もあります。
そこで注目したいのが、auカブコム証券の限定サービスであるフリーETF。
主要インデックスを含むETF8銘柄が売買手数料0円で取引できる超絶サービスです。
以下がフリーETF(手数料無料)対象銘柄になります※2018年5月1日現在
★を付けたSPDR S&P500 ETF(1557)は私のお気に入り。
S&P500(米国株)は投資信託で積立を実施していますが、フリーETFはスポット投資で利用。NYダウの値下がりと円高が重なった時に、ポンッと購入するのが私の必勝パターン。
投信は長期でホッタラカシですが、フリーETFは値上がったら売却してしまうので短期的に利益をとる事が多いです。
私は100万円前後の金額で売買を行いますが、この銘柄だけで毎年30~50万の利益があります。勿論、今年も購入しています(2018年7月10日現在)
このフリーETFだけで充分に口座開設の価値があるのですが、これに関連した大注目の機能があるので次に説明します。
使える機能② 利益を増やす神機能「トレーリングストップ」
ETFの売買を100万円ぐらいで実施していると書きましたが、「ちょっと金額が大きくて怖いなぁ」という印象を持った人もいるかもしれません?
実は私も他の証券会社では、もっと小さい金額で購入します。auカブコム証券は例外なのです。
その理由は「トレーリングストップ」という凄い機能があるので損失リスクを抑えながら上値を追うことが可能。
これは本当に利用価値が高いので、ぜひ憶えておいてください。
【例:トレーリングストップの凄技】
仮にETFを20万円分を購入したとします。
ここで、「トレーリングストップ」で-1万円を設定(逆指値)します。
①下落した時
もしも、株価が19万円まで下がったら売却となりますので-1万円で損失が確定します。
つまり、損失が限定される逆指値の効果です。
凄いのは、次の株価が上昇した場合です。
②上昇した時
仮に20万から22万円まで上昇したときは、-1万円で設定しているので逆指値が21万円に自動修正されます。
つまり、一定利益を確保しながら上値をズーット追えるのです。
ちなみに、私は先ほど説明したフリーETFのSPDR S&P500 ETF(1557)と「トレーリングストップ」を組合わせることが多いです。
例えば、以下は2018年10月8日現在の私の状況で、1000円下落すれば自動決済されるように「トレーリングストップ」を設定しています。
1000円下がったら自動決済ですから、予期せぬ急落があっても利益はシッカリ残りますね。
auカブコム証券の基本概念は、「損をしないこと」を重要視することが「儲かること」につながるというものですが、それを象徴するような機能だと思います。
国内スポット投資に関しては、フリーETFと「トレーリングストップ」の組合せだけで充分ですね(堅く儲けを狙うなら、最有力では?)
補足:設定方法は凄く簡単!
トレーリングストップのような特殊な指値(自動売買)は、設定が難しい印象を持っている人が多いのですが、実際には通常の指値注文と変わりません。
以下は、私が保有するSPDR S&P500 ETF(1557)に対して「最高値から1000円下がったら売却する」としたパターンです。
基本的には注文ぺ―ジで「トレーリングストップ」を選択して、現在高値からの「1000円」の金額を入れるだけです。
違う点は、「通常の指値」は売りたい(買いたい)価格を入力しますが、「トレーリングストップ」の場合は〇〇円下がったらという金額を入力します。
この方法で上値を追っかけていけば、急落してもストッパーが掛かっている状態なので強気に攻められます。
私は国内取引の大勝負はauカブコム証券と決めているのですが、その理由は「トレーリングストップ」が利用できるからです。
ちなみに、過去にこの機能を利用した取引では、運が良かった事もありますが全てプラス利益が出た状態で終了しています。
個人的には“投資の必勝パターン”となっており、超~簡単なので全ての投資家に積極的に活用して欲しいサービスです。
使える機能③ 株主優待のクロス取引では最強!?
3つ目は株主優待のクロス取引(株価の値動きを気にしないで優待だけが貰える裏ワザ)です。
この点は優待ファンの人にとっては当然すぎる話かもしれませんが、auカブコム証券が高い評価を受けている理由を説明します。
優待クロス取引を安全に実施するにあたっては一般信用売り銘柄が必要になります。
この取扱い数は各社で違うのですが、auカブコム証券は取扱い銘柄数が飛び抜けて多いという特徴がります。
以下は優待クロス取引ができる主要証券の一般信用売りの取扱い銘柄数です。
※日々変動しますのので目安程度で確認してください。
グラフを見ていただければ説明は不要だと思います。
他の3社を全て足しても、auカブコム証券に取扱い数にとどきません。
簡単に言えば、auカブコム証券がもっとも多くの優待を得るチャンスがあるということです(一般信用売りのクロス取引)。
カブコムは“優待の必須証券”と呼ばれる事も多いのですが、この状況を見れば納得ですね。
優待取りを検討している人にとっては、最優先で口座開設をすべき証券会社だと思います。
カブコムは利益に直結するメリットが多い!
auカブコム証券について紹介しましたが、他証券と比べて利益に直結するメリットが多いのが特徴です。
また、これ以外にもIPOが平等抽選であったり、投資信託を月に複数回の積立ができるといったメリットもあります。
投資信託といえば、コスト最安値水準を追及する人気のeMAXIS Slimシリーズは同じ三菱UFJグループの商品ですね(三菱UFJ国際投信)
余談ですが、私は「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」をauカブコム証券で積立をしています(月2万円:1万円×2回)
他の証券会社でも取扱っているのですが、銀行口座から直接引落しができるので利用しています(証券口座と銀行引落しで選択可)。
今回は「auカブコム証券は使える! 絶対に知っておくべく3つのメリット」について書きました。
投資に役立つ点があれば参考にしてみてください。