現在の株式市場は高値で推移しているので、資産が大きく増えている人が多いと思います。
それにも関わらず『上昇しそうな株は無いかなぁ・・』と、ついつい新しい銘柄を探してしまうのが投資家心理です。
投資相談では『今は何が買いですか?』という質問は不動の1位かもしれません。
さて、現在の相場状況が【割高】【割安】のどちらかといえば前者ですね。
このような状況で割安銘柄を探すというのは非常に難しい作業になります。
もちろん株価は日々変動するので、短期投資であればチャンスを見つけることも可能。
ただし、これは同時に売るタイミングも判断する必要があるので、ベテラン投資家でも失敗することが多いです。
スポット買いをするなら、やはり市場全体が割安な時期を狙いたいですね。
しかし、全く投資をしないで待ち続けるのも精神的に辛い・・。
そこでオススメなのが、積立投資との併用になります。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
積立投資は長期視点で考える!10年後と比べれば今はバーゲン価格?
スポット買付を検討した場合、現在の株価水準だと銘柄を探すのは簡単ではありません。
しかし、積立投資のように10年後を目標にする投資であれば、現在の水準は割安だと考えています。
以下にNYダウの10年推移チャートを添付したので確認してみてください。
2020年2月末~3月のコロナショックではNYダウは急落しました。
この時期で買えた人は、安値仕込みが大成功ですね。
しかし、10年チャートで見るとそのコロナ水準(緑線)は割安ではありません。
むしろ割高と言った方が正しいかもしれませんね。
また、コロナ急落寸前で買付した人(赤線)は『高値掴みで大失敗』と思われがちですが、 1年後の株価はそれよりも高くなっています。
つまり、10年単位で成果を目指す積立投資では、現在が【割高】【割安】と考えること自体がナンセンスなのです。
投資の未来は確定ではありませんが、経済予測や人口増加数などを考えると10年後のNYダウが更に上昇している可能性は極めて高いと私は考えています。
スポット投資は誰でも勝てる時だけ実施する
私の投資で金融資産は1億円を大きく超える事ができましたが、一般の人と比べてセンスが良いわけではありません。
むしろ、銘柄選定は下手な方だと思います。
その点は自分でも分かっているので、スポット投資は可能な限り市場全体が割安水準の時だけに行うようにしています。
こういう時期であれば多少の選定ミスがあっても、時間経過で上昇していく可能性が高いので恐さがありません。
市場全体の底上げがある時は、よっぽど変わった銘柄を選択していない限りは上昇していきます。
少し前だとJ-REITがそんな状態でしたね。
この時に買付けた銘柄は半年程度で40%~60%程度の含み益となりました。
スポット買付をする前に、積立を増額することを選択
市場全体が安値な時に投資すれば勝率は高いのですが、それがいつになるかは分かりません。
そうすると、市場全体が高値にあることは分かっていても『何か良い銘柄は無いかなぁ・・』という気持ちになってしまいます。
こういった時に、私は気持ちを落ち着かせるために“スポット投資の前に、積立の増額” を先に行うようにしています。
私の増額タイミングは高値圏ばかりの理由がコレですね(笑)
記事の途中で説明しましたが、割高水準に買付ても数年経過してみれば安値仕込みだったという結果になっています。
この繰り返しが私の資産を大きくしてくれたという事です。
また、積立を増額するとスポット投資の誘惑も薄れるので、チャンスをじっくり待てるようになるのもメリットですね。
思ったように資産が増えないという人の話を聞くと、結果を早く求めすぎて自分自身で投資を難しくしているケースが目立ちます。
投資を考えた時に、都合よく市場が好環境になったり、チャンス銘柄が出てくるケースなんてことは基本的にありません。
投資チャンスは探すのではなく、その時が来るまで待つことが大切だということです。
今回は【現在はオススメ銘柄なし!スポット買いより積立増額を優先していく時期】について書きました。
記事の中で参考になる点があれば、運用のヒントにしてみてください。
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どうせ積立投資をするならば、利用した方がお得ですね。
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