バイデン氏が1月20日に米大統領に就任しました。
それに先立ち、1月14日には1.9兆ドル(200兆円)規模の新型コロナウイルスの対策を発表!
失業給付の特例加算も9月まで延長する意向です。
コロナに関する景気刺激策は、過去の4兆ドルも含めるとGDP比で3割にも迫る凄まじい規模となりました。
また、 後日になりますが両院合同議会で「インフラ投資を含む経済対策を改めて表明」する予定となっています。
政権が変わり、さっそく動き出した感じですね。
この動きに乗って投資でもリターンを出したい気分ですが、 私は特別なことをしようと思っていません。
従来通りの堅い投資を継続した方が良いと思っています。
今回は米国株の投資戦略について書いてきます。
この記事の目次
ポジティブ材料は既に株価に織り込まれている
株式市場はコロナショックから急激に回復して、その後も力強く上昇しています。
景気対策として大規模な金融緩和が実施された結果、カネ余りの資金が株式市場に流れてきているのがその理由。
一般的にいう金融相場ですね。
別の言い方をすると、株価が実態よりも割高になっている状態。
冒頭で200兆円規模の景気対策を発表と書きましたが、これもすでに株価に織り込まれていると考えた方が良いでしょう。
財政支出によって形成されているのが、現在の株高です。
さて、この支出は今後も続いていくと予想はされていますが、普通に考えて財政支出の勢いは鈍化していきます。
ここが大きなターニングポイントになりそうです。
株価が乱高下する可能性あり!
財政支出が減っていけば、投資家は景気や企業の業績に注目するようになります。
この時に企業が良好な状況を示していればスムーズに業績相場へ移行できますね。
ただし、金融相場で株価が大きく押し上げられている状態ですから、実態とのギャップから一時的に相場が混乱することが予想されます。
混乱と書きましたが、分かりやすく言えば株価下落。
投資で難しいのは、この混乱が起きるタイミングが分からない点です。
今年かもしれませんし、来年かもしれません・・
また、株価調整の度合や期間については、その時にならないとハッキリしません。
現在の株価がだぶついたマネーによって作られたものであることは明らかです。
上昇が永久に続くというのは、あまりにも楽観的な考えです。
相場の雰囲気はガラリと変わる可能性がある点はシッカリ頭に入れておきましょう。
★私は下落に備えています(攻防一体の投資手法)。
テーマは追いかけずに、基本を忠実に実践していく
株式投資には、テーマ(流行)があります。
これに上手に乗ることができれば大儲けも可能です。
市場全体が低迷していても、一人勝ちできるケースも考えられます。
ただし、 テーマ投資が恐いのは唐突に終わりがくる点です。
買うのは簡単なのですが、売り時というのが非常に難しいとのが問題です。
ある程度の経験が無いと難しい投資です。
これは、経験やセンスがあれば成功率が高いという意味ではありません。
失敗した時でも、被害を最小限に抑えられるという事です。
投資下手の私には、とても無理ですね。
私が投資で資産を築けたのは「長期的には企業利益と株価は連動する」という、当たり前のことをコツコツと実践してきたからです。
2021年の投資に連続増配株を柱の一つに加えたのも、これが理由になります。
チャンス銘柄なんて無い! でも、チャンスの時期はやってくる
「今、何が買いですか?」という質問は多いです。
残念ながら私には全く分かりません。
買うタイミングについては自分で探すのではなくて、待っていると向こうからやってくるものだと考えています。
直近のコロナショックは、まさにそれでした。
ただし、 チャンスが来るまでは投資をしないという選択はありません。
コロナショックではNYダウは2万ドルを割って大チャンスだったように見えますが、5年前は1万6千ドルで株価は現在の半分です。
以前から投資をしていた人は、コロナショックでも充分に含み益が残っていたというのが事実。
急落の買いチャンスを待ちながら、利益成長が期待できる銘柄や市場をコツコツと買増していくのが私の投資戦略です。
米国については、今後10年程度については安定成長が期待できる有望な投資先だと考えています。
関連米国株って本当に儲かるの?私が2030年を目標にしている理由新型コロナウイルスの感染者が増えている点は気になりますが、これは10年も経過すれば【そんなこともあったなぁ・・】という話になると思います。
小さなニュースにま惑わされることなく、淡々と投資をしていけば自然と良い結果がついてくると想像しています。
今回は『米国株で堅く資産を増やす!チャンス銘柄は無いと考えた方が良い』について書きました。
記事の中で参考になる点があれば、運用のヒントにしてみてください。
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