私の運用スタイルは【長期・分散・積立】が大きな柱で、そこに「攻めの資産」として米国株などを加えています。
直近5年間は加速度的に資産が増えており、大きく貢献したのが米国株です。
その中でもハイテク株の強さは圧倒的でした。
私のブログを見るとハイテク関連銘柄についての記事はアクセスが多いですね。
現在の相場では投資家にとって最も注目の分野かもしれません。
このような状況ですが、しばらくは成長株に関する記事は少なくなる予定。
理由は私がハイテク関連の比率を5%程度に小さくする考えだからです。
もともと10%以内に抑えているのですが、さらに半分に絞り込むことにしました。
今回の記事ではハイテク分野を減らす理由と私の運用スタイルについて書いて行きます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
株式・ETFランキングを見た時に感じた違和感・・
足元の株価を見ると成長株が市場を牽引しています。
経済は新型コロナウイルスのダメージから回復、そして成長拡大へと進んでいるのでセオリー通りと言えます。
前回のブログで「人気の米国株とETFの実力は?」という記事を書きましたが、ハイテク株が市場平均を大きく上回る結果となりました。
本当に圧倒的な強さです!
この傾向は以前からありましたが、市場の強烈な偏りが気になります。
成長分野への期待を株価が先取りしすぎているような見えます。
これからも景気が持続的に拡大するならば、成長株が強い状況が続く方針は正しいと思います。
ただし、景気回復ペースが鈍化するような事があると期待が大きいだけに反動が怖い・・。
株価が下落するリスクは常にあるという事です。
米国株が来年も上昇する可能性は70%くらい?
コロナショックが起きた時に私は、来年の相場は90%くらいの確率で上昇すると考えていました。
しかし、現在は70%くらいに下方修正しています。
この理由は、今年の株価回復スピードが非常に早い点があります。
私は年内に高値更新は難しいと思っていたのですが、それをあっさりとクリアしてしまいました。
期待先行型の上昇に見えるので、ここからは企業の決算や経済指標が良い内容であっても利益確定の売りとなることも想定されます。
ちなみに私にとって上昇確率70%は、かなり不安が高い数字・・。
普通であれば右肩上していく株価に対して、30%の確率で低迷を予想しているのですから警戒水準です。
米大統領選挙について憶測は流れていますが、実際の結果は出ていません。
また、あわせて議会選挙がある点も注目です。
【共和党or民主党】あるいは【ねじれ状態】でも今後に大きな影響を与えます。
先行き不透明な中で成長株を中心にを考えるのはハイリスクな面があります。
私が実践する【短時間・簡単】な方法は、以下の記事で紹介しています。
興味がある人は確認してみてください。
⇒ 投資情報はどうやって集めるの?私が実践するのは週20分の簡単術
株価を頻繁に確認するような運用はしたくない
私は投資が好きですが、生活の中で最優先という事ではありません。
それ以外にやりたい事や楽しい事はたくさんありますからね。
株価を頻繁に確認するスタイルで資産が増えたとしても、日々の楽しい時間が削られるのであれば私にとってはマイナスです。
現在のハイテク株はスピード違反に近い上昇に見えるので警戒が必要。
比率が高い場合は日々チェックする必要性があると考えています。
そこまでして資産を増やしたいかと言うと、私はそのタイプではありません。
ハイテク関連は株価が気にならない範囲(5%未満)まで引き下げる方がメリットがあると判断しました。
堅い投資でもシッカリ資産が増えているので、そちらで充分です。
そもそも、市場全体に投資をすれば多くの成長株も組込まれるので問題ありません。
経済の回復状況と株価水準に対して自信がもてるまでは【長期・分散・積立】の堅い投資を拡充する方向で進めていきたいと思います。
尚、ハイテク株の比率を下げるのであって、投資金額を減らす話ではありません。
堅い投資だと不安がなくなるので、むしろ増額になります。
いろいろと成長株について不安点を書いていますが、つまり私は資産運用で“株価を毎日チェックする”のは苦手というのが結論。
景気変動などに左右されないノンビリ運用をしたいという事です。
短期的に資産が増えるのは嬉しいのですが、私は下落した時の事も想像するタイプなので変動が大きい投資だと不安が消えません。
気持ちにユトリを感じながら生活することが目的なので、堅い投資を重視するほうが合っていますね。
今回は『投資で楽ちんを目指したら、成長株の比率は5%以下になりました』について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
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私の 運用方針 は【長期・分散・積立】が基本スタイルです。
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