直近の市場は下落が続いているので投資に不安を感じている人もいるかもしれませんね?
株価が投資家心理を中心に動いている状態。
こういった時は、安易な予想から個別株を安値拾いをするのは厳禁!
もっとも、経済状況はシッカリしていますので(株価の値動きと不一致)、長期投資家は慌てるような状況では無いと思います。
短期勝負なら注意ですが、積立投資は10年単位の期間で資産を膨らます方法ですので、コツコツ継続するのみ。
関連:積立投資の価格チェックは意味なし?コツコツ継続した人が勝者になる理由
ただし、市場が乱れて一時的に成績が下がると、投資信託の変更をしたい心理が出てくる傾向があります。
私自身は全然変更する予定はありませんが、そうすることで精神的に落ち着けるのであれば選択肢の一つです。
もっとも、ここで資産運用にブレーキが掛かってしっては意味がありません。
今回は積立投資のファンド変更をするときの注意点について書いていきます。
この記事の目次
最初の3年間くらは、不安になるのは普通!
積立投資を5年くらい続けると一定の利益が出てくる事が多いので、腰を据えた運用ができる人が大半です。
ただし、最初の1~3年くらいは利益も小さいので「本当に私の方法は正しいのかな?」「○○投信の評判がいいみたい・・」といった不安になることもあります。
こういった感情は、ほとんどの人が経験することですので普通の事。
投資信託は次々と新しい商品が発売されるので、チェンジを考えている人もいるかもしれませんね?
ただし、この時にシッカリと守って欲しいことがあります。
積立の投信を変更するなら、資産も全部移動させよう!
運用している投信を全て売却して、新しい投信に乗換える時に大切なこと。
それは、原則として売却した金額は、1円も残さずに新しい投信につぎ込む事です。
「当り前の話だよね!」ほとんどの人はこう感じると思います。
しかし、私の仕事上の経験では一部を預金に回して購入額を減らしたり、0から再積立という人が相当数います。
確定した現金は確保したいのが人の心理ですから、慎重になるのは仕方がありません。
投資は自己責任ですから、どういった方法をとっても構いません。
ただし、この行為は資産運用のブレーキをかける行為という点は頭に入れておいてください。
世界経済の成長は今後も続いていく予想となっていることは、シッカリと頭に入れておきましょう。
複利の効果は継続してこそ発揮される
投資を継続する効果に関しては、言葉にするよりもシミュレーションで結果を見た方が簡単です。
投信の想定利回りを5%で、20年間の運用を行ったパターンを見てみましょう。
投資総額:1200万円 20年後:約2050万円
変更時に初期投資額は0円で、再び毎月5万円を10年間積立。
投資総額:1200万円 20年後:約1550万円
変更時に売却額の半分を初期投資、再び毎月5万円を10年間積立。
投資総額:1200万円 20年後:約1800万円
※投資を途中で中止した現金の利回りは0%で計算。
※課税効果は考慮していません。
※試算結果は目安の値であり、将来を保証するものではありません。
当り前の話ですがズーット継続した①のパターンが有利!
途中で現金化した②③と比べて金額が250万~500万程度も多くなります。つまり、投信の乗換えをするときは“エイッ!”で全額再投資が基本!
現金を確保して一休憩したい誘惑に駆られますが、計算上では非効率な選択となります。
実は今回のように途中で現金化することで、将来の資産が増えずらい投信というのは存在います。
それが毎月分配型投資信託です。
利益以上の分配金を出すために元本を取り崩す(売却)のですから、運用効率が悪いのは当然ですね。
最小コスト&分配金0円の効率的な商品を選択していても、途中売却の現金化(再投資なし)を繰り返していれば、毎月分配型投信と大差ないという点は憶えておいてください。
今回は「積立投資の変更でミス多発?間髪入れずに再投資を決行せよ!」について書きました。
もしも参考になる点があれば運用する際のヒントにしてみてください。
尚、全ての投資商品に関して「絶対に売却しない」と頑なになる必要は無いと思います。効率面も重要ですが、それで精神的に追い込まれては意味がありません。
ただし、「これだけは、絶対に長期で続けるぞ!」という柱になる商品は決めておいた方が良いでしょう。
私の資産運用は『セゾン投信』 コツコツ投資の代表的な商品
私自身の運用方針は、「セゾン・グローバルバランスファンド」の積立がメインです。
世界分散投資を専門家に丸投げできるので、ズボラな私にはピッタリでした。
資産配分の修正も行ってくれますので手間はありません。
私は積立設定だけして、ホッタラカシている状態です。
私の資産は年々増えているので「凄い!」と言われる事もあるのですが、実際は投信に丸投げしてるだけというのが本当の話。
資産運用の王道的な資産配分ですので、興味がある人は確認してみてください。
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