iDeCoで預金なんてありえない?FPが株式100%の投信を選択した理由

先日(2018年4月11日)、財務省の財政制度等審議会財政制度分科会で年金の支給開始年齢を65歳から68歳に引き上げる提案がありニュース等でも取り上げられました。

社会保障費(年金・介護・医療等)が急増していることを考えると、受給年齢の引き上げや減額は覚悟しておくべきだと思います。

このような状況においては、自分自身で資産形成をしておくことが大切。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後資金の形成としてはダントツの好条件(税制優遇)ですので、積極的に検討して欲しいと思います。

詳細:《iDeCo》個人型確定拠出年金のメリット・デメリットをFPが解説

さて、iDeCoは大きく分けると、元本確保型である預金とリスクのある投資信託の2つがあります。

どの商品を選択するかは個人の自由ですが、私は現時点において外国株式の投資信託に100%設定しています。

今回は私がiDeCoに対して強気な運用を行う理由について書いていきます。


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iDeCoで人気が高いのは預金

確定拠出年金(iDeCoなど)に関しては投資信託の情報が目立つので、預金を選択している人は少数派のイメージがあります。

しかし、実際にデータを見てみると、預貯金と保険の元本保証型が半分以上を占めています。

以下は企業年金連合会の確定拠出年金統計資料(運営管理機関連絡協議会提供)から2017年3月末現在の運用商品選択状況を元に作成したものです。

★2017年3月末、確定拠出年金の運用商品選択状況

運用資産 全体に対する比率 元本・リスク比率
預貯金 35.6% 元本確保
53.6%
生保 11.4%
損保 6.6%
国内株式 12.9% 投資関連
46.1%
国内債券 5.7%
外国株式 7.6%
外国債券 3.9%
バランス型 14.7%
MMF 0.5%
その他 0.7%
処理待機 0.3% 0.3%

圧倒的に多いのは預貯金の約35%ですね。

金利だけで考えるとメリットが小さいのですが、掛金が全額所得控除ですから15%以上は得している計算になります(所得が無い人は控除メリットなし)。

普通に預金をしているよりも数段お得ですので、この選択も良いと思います。

関連:iDeCoの手数料が半分になる裏ワザ!預金なら年単位の選択がお得です。

投資関連をについては、バランス型が1位ですね。
老後の年金ということで堅く運用したいという事だと思います。

国内株式(日本株)が多いのも、身近な存在という安心感からでしょうか?iDeCoがキッカケで投資を開始した人も多いので、この結果は予想通りとも言えます。

iDeCoの投資は凄~く損失リスクが低い?

上記の表を見ると、外国株式100%のパターンを選択している私は少数派かな?(笑)

では、私がリスクを最大限にとって攻めの商品を選択している理由を説明します。

結論を言うと、凄~く損失が出る可能性が低いと考えているからです。

確かに外国株式という1点だけに注目すれば、リスクは高いですし元本確保からは遠い存在です。

しかし、iDeCoの制度も含めて考えてみましょう。
掛金が全額所得控除なので、その分は税金が軽減されます。

仮に、年間所得400万円の人(所得税率20%・住民税率10%)が毎月2万円を積み立てた場合、年間で7万2,000円(=2万円×12月×30%)分が得します

ちょっと乱暴な言い方をすれば、通常に投資した時と比べて年間で約7万円のプラスアドバンテージがある状態です。

20年間なら7万円×20で約140万円・・凄いアドバンテージですね。
こんな好条件で投資ができる機会というのは、普通では考えられません。

投資している商品だけで考えるとマイナスになる可能性も否定できませんが、控除のメリットも含めて総合的に考えれば、かなり安心感があります。

注目:マネックス証券のiDeCoが凄すぎ!他の金融機関を圧倒したその内容とは?

アドバンテージがあるのだから強気に攻める

iDeCoには所得控除という、通常では有り得ないアドバンテージがあるのですから、強気に攻めるというのが私の考えです。

例えば、日本を除く先進国に投資した場合の指数であるMSCI コクサイ・インデックス の過去10年間の成績を見てみると年率7.4%です(円換算・2018年3月末)

仮に7%として、預金の0.1%、さらに中央の3.5%で毎月2万円ずつ積立てをした場合の状態を比較してみましょう。

★毎月2万円を積立てた場合のシミュレーション

10年後 15年後 20年後
0.1%(預金) 241万円 363万円 485万円
3.5%(中央) 287万円 472万円 692万円
7.0%(株式) 344万円 626万円 1,021万円

あくまでも過去のデータですが、大きな差になりましたね。
仮に運用が半分の3.5%に落ち込んでも預金よりも200万円も上乗せになっています。

これだけの可能性があるのに全く投資を利用しないのも勿体ないと考えています。

やはり、iDeCoくらい投資にメリットが大きい制度もありませんので、その追い風に乗ってしまった方が得策だと思います。

【超重要】ずっと投資を選択する必要なんてない!

投資でリスクをとっていると書きましたが、本音を言うと不安は全く感じていません。

iDeCoに対して投資を選択する事に対して抵抗がある人に話を聞くと、「60才の直近になって株価が急落したら・・」という言葉がたびたび聞かれます。

私の考えは「ある程度の利益が出たら、株式を全部売却して預金に変更すればいい」というものです(スイッチング)。

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例えば、投資商品の運用は55歳までを目標にして運用。そこで利益が出ていれば資産確保の為に預金に変更すればいいのです。

あるいは「〇百万円の利益が出たら預金にチェンジ」でもいいと思います。

最高を求めようとすると投資は失敗する事もあるのですが、“ほどほどでいい”と思えば一気に簡単になります

投資なので100%増える保証はできませんが、よっぽどな商品を選択しいない限りは、20年の積立てで一回もプラスにならないなんて・・私自身はちょっと想像できません。

つまり、投資から預金に変更するチャンス(勝ち逃げ)は多いと予想しています。

60歳まで投資を継続しなくてはいけないと思うと不安になりますが、投資はいつでも中止できることが理解できれば何も怖がる必要はありません。

商品変更に対する自由度は高いので、『試しに投資も組込んでみようかな?』くらいの気楽なスタンスで良いと思います。

関連:積立投資の常識を一刀両断!年齢による資産配分の変更なんて不要

老後の不安を解消したければ行動あるのみ!

今回は「iDeCoで預金なんてありえない?FPが株式100%の投信を選択した理由」について書きました。

最後に余談ですが、私はFPだけでなく社会福祉士としての仕事もしていたので、老後生活の相談も数多く受けてきました。

その中で感じたのは、お金があるからといって、幸せになるとは限らない。ただし、お金があれば選択肢が増えるという事です。

「質素な生活を心がけている」と「質素な生活しか出来ない」では、結果が同じでも精神的なユトリが全く違います。

iDeCoという将来に向けて非常に良い制度があるのですから、活用しなければ勿体ないというのが私の考えです。

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